まずハムラ法といった手術方法をご存じでしょうか。
これは下瞼のまつ毛の生え際を切開し、いらない脂肪を下瞼の窪んだ部分に入れる事によって目元の窪みやタルミといったものを解消する方法を指します。
これに対し、ハムラ法の前提である、下瞼のまつ毛の生え際を切開せずに、下瞼の裏側の結膜に穴を開けていらない脂肪を下瞼の窪んだ部分に入れるといった方法を、裏ハムラ法と呼びます。
メリットについて
裏ハムラ法は従来のハムラ法とは異なり、切開を必要としない事から、患者の体への負担が大幅に軽減されたのと同時に、傷跡も残らないといったメリットがあります。
また切開を必要としない為、手術後の痛みといった部分でも軽減がされており、患者側にとっては安心して受ける事が出来る手術であると言えます。
一般的には、目元の窪みなどにはヒアルロン酸を注入するなどといった方法が多く行われていますが、これらの方法は一時的な改善にしか効果がなく、繰り返し定期的に注入をする必要がありました。
またヒアルロン酸などは所詮は体にとっては異物でしかなく、それらが最終的には体内へと吸収されていくとは言え、体内へ注入するという事自体に抵抗を感じるといった方も多くいらっしゃいました。
その一方で、この裏ハムラ法は、その効果は一回の手術によって半永久的であると言え、目元の悩みを抱えている方にとっては画期的な方法であると言えます。
ダウンタイムについて
裏ハムラ法のダウンタイムとしては、手術後の腫れが引くまでにはおよそ一週間程度の期間が必要になると言えます。
ダウンタイムの長さで言うと、一般的な手術の中でも比較的短いものに分類され、それ故に手術後の日常生活などにも戻りやすいといった点も挙げられます。
そして目の下へと入れた脂肪が固定して、完全に状態が落ち着くまでにはおよそ三か月程度の期間が必要になると言えます。
しかし見た目的には、手術後の腫れが引いた一週間後あたりから殆ど大きな差はなく、周りの目を気にせずに過ごせると言えます。
裏ハムラ法での失敗例、「腫れと内出血が強く出る」とはどのような状態か
腫れと内出血が強く出るリスクがある。
裏ハムラ法は、腫れと内出血が強く出るリスクがある治療法です。
下瞼の裏側を切開する治療と、下瞼から脂肪を搾り取るような治療になっているため、下瞼の部分にある血管を損傷してしまい、損傷の度合いによっては、強い腫れと内出血が続くようなことがあるため、リスクを十分に考えて治療を行っていく必要があります。
そのため、治療後にしっかりとケアを施してくれるところで治療をすることをおすすめします。
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