ダウンタイムで起こり得ること
では具体的にダウンタイム時の痛みや腫れについて説明していきます。
個人差はありますが、ダウンタイムは2週間程度と考えてください。その間に起こりうる痛みや腫れも大体2週間ほどで収まると考えてください。その際に起こりうるトラブルをいくつか挙げていきたいと思います。
腫れ
腫れは術後3日目あたりがピークとなり、術後2週間程度で引いていきますが、感染症にかかったり、内出血が酷い場合は長引く可能性があります。
内出血
手術中に細かい血管を傷つけてしまった場合に内出血が起こります。その場合、あごから首にかけて紫色になりますが、1~3週間で内出血が引くことが多いようです。
しびれ
術後、下あごから下唇や歯茎にしびれや知覚麻痺が出ることがあります。これは手術の際にあごや下唇の神経を引っ張ることで起こります。大概1年以内にはしびれや麻痺は消失します。しかし、ごくたまではありますが、感覚が元のとおりに戻らない可能性もあります。
血が溜まる
術後、傷口に血が溜まるのを防ぐため、管を通して血を抜くことがあります。この管は術後3日までに取り除かれます。しかし、その後も血が溜まり、口元からあごにあけて紫色に腫れ上がるケースも少なからず見受けられます。この状態を放置しておくと、化膿するリスクが高まったり、のちにしこりになるケースもあるので、この状態になった場合は早急に措置が必要です。
まとめ
以上起こりうるトラブルをいくつか挙げました。また術後半年は定期的に通院してあごや傷の状態を見てもらう必要がありますし、この間は自分でもあごの周辺に違和感がないかどうかを気にかけておくと良いでしょう。あご短縮(中抜き)は口の中を切開するので傷口が目立ちませんが、骨を削りますのでダウンタイムや起こりうるトラブルも考えた上で検討してください。
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