失敗例
口唇拡大術(VY前進粘膜筋弁法)の失敗例についてまとめました。
手術を検討している方はカウンセリングの前にご覧になって確認しておきましょう。
そんなのアリ?口唇拡大術での失敗、「血腫」とは
手術跡に血がたまる血腫。
口唇拡大術は大まかにいうと皮膚や粘膜を切ったり伸ばしたりする手術です。そのため、運や医者の腕が悪いと切開でできた傷口に血がたまる、血腫と言う症状が出ることがあります。外見的には皮下に赤黒い膨らみが生じ、周囲の組織に痛みや圧迫感を生じます。
この血腫は手術後の腫れとは異なるもので、除去手術が必要になることがあります。放置するとそこから化膿して感染症の原因になることがあるので、術後は手術を受けた部位を確認しましょう。
皮膚が隆起して美容を損なうドッグイヤー(dog ear)
ドッグイヤー(dog ear)になることがある。
口唇拡大術は口元の形の改善を目的として、美容のために受ける手術です。
口唇拡大術は、メスで切開してから縫合するような治療であるため、縫合部の両端が山状にふくらむ症状のドッグイヤー(dog ear)になることがあります。
しかし失敗すると、美しくなるどころか手術を受けた部分の皮膚が隆起し、顔に凹凸ができてしまうことがあります。この隆起は外見が犬の耳に似ていることからドッグイヤー(dog ear)と呼ばれ、特に欲張って皮膚を引っ張り過ぎると起きやすいようです。
いったんドッグイヤーが出来てしまうと、基本的に自然治癒は期待できず、美容整形外科で治療するしかありません。
治療に慣れているような医師が治療を行う場合は、ドッグイヤーにならないように、上手に縫合してもらうことができますが、縫合の技術が未熟な医師の場合に起こりうる症状であるため、医師の技術などをたくさんの情報を集めて、よい医師を探していくことが大切です。
血行が妨げられることで起きる皮膚の壊死
口唇拡大術の失敗として「皮膚の壊死」が起こってしまう事がある。
手術を受けるとその部分は腫れ上がり、一時的に血行が悪化します。これが原因で起こる怖い症状が皮膚の壊死です。部分的な壊死なら自然治癒することもありますが、広い部分に壊死が及ぶとそこが瘢痕化してしまい、美容にとって著しく害となります。
皮膚の壊死は施術が未熟で、組織に大きなダメージを与えてしまった場合によく発生します。手術を行うことによって、皮膚の血行が悪くなってしまうことが原因で生じてしまう症状になっていて、治療後にケアをすることが大切になっています。また喫煙は血行を阻害して壊死を早めるので、術後はしばらく煙草を控えましょう。
治療をしてからしばらくの間、タバコを吸うことをやめるなどのさまざまなことに気を付けていくことが大切になっているため、治療後のライフサイクルなどもしっかりと考えて治療をしていくことが大切です。
副作用のリスクを下げるために名医を探そう
口唇拡大術はリスクを伴う手術であり、失敗すると美容にとって逆効果になりかねません。副作用の多くが手術計画のずさんさや施術の失敗によって起きているので、なるべく名医を探したいところです。
なお名医かどうかですが、必ずしも外見では判断できません。最新設備を導入していたり、他の手術に関する評判が良くても、この手術だけは苦手と言うことは十分あり得ます。医者選びに失敗したくない方は、一度当方にお問い合わせください。
治療をするためにおすすめなこと
口唇拡大術は、薄い唇を厚いものに仕上げていく治療方法になっています。ふっくらとした唇にすることで、セクシーな印象や、若々しい印象を与えていくことが可能であるため、治療をする人が多数います。しかし、治療をすることによって、さまざまなトラブルが生じてしまうデメリットがあるため、治療の後にしっかりとケアをしてもらえるクリニックや、治療技術が上手な医師を探して治療をすることをおすすめします。