近年美容整形は手軽で安価に行えるとして若い女性を中心にプチ整形として流行しています。そのなかでも二重まぶたを作り出す埋没法は多くの女性の悩みを解消してきました。埋没法とは皮膚を切開せずに皮膚の中に糸を数本埋め込むことで皮膚と瞼板もしくは筋肉を結ぶやり方で、最もポピュラーな施術法です。埋没法は大きく分けると2種類あり、腫れや出血は多いものの施術の簡単な皮膚と瞼板を結ぶ瞼板法と腫れの少ない皮膚と筋肉を結ぶ挙筋法があります。埋没法の特徴は手軽で短時間のうちに終了する施術であるという以外にも、簡単に短時間で抜糸することができ以前の状態に戻すことができるという点があります。せっかく二重まぶたにしては見たけれどもやはり似合わなかったり、もう少し二重の幅を広くしたいとった理由で以前の状態に戻すことを希望されるケースも多く見られます。埋没糸抜糸は皮膚を数ミリ程度切開し埋没されている糸の結び目を切り、結び目ごとに糸を摘出すれば終了なため非常に簡単に行うことができます。また抜糸後に再び埋没法を希望される場合は同様の施術を行うことも可能です。
埋没糸抜糸を行うメリット
埋没糸抜糸を行うメリットは他にもあり、例えば埋没糸自体も人体にとっては異物であるため、糸で縛ることで血流が悪くなりまぶた全体に腫れや痛みなどの症状が出現することがあります。そのため抗生剤投与で回復しない場合は抜糸を行うことで感染や炎症を抑える必要があります。また埋没法は比較的腫れの少ない施術ですが、個人によっては腫れが著明に出現してしまうことがあります。腫れは約1ヶ月程度で引きますがその間に整形したという事実周囲にがばれてしまったり、症状によるストレスを大きく感じてしまっている場合には無理せずに一度埋没糸抜糸して気持ちをリセットするのもよいでしょう。またまぶたの周囲に違和感を感じる場合も糸で縛ったことによる結膜のゆがみですので埋没糸抜糸を検討すべきかどうか一度受診してみたほうがよいでしょう。