美容整形にも様々な種類がありますが、特に目元の美容整形は人気の高い施術です。目の美容整形というと二重術、目頭切開などが代表的ですが、目尻靭帯移動術もまた注目されている施術のひとつです。
目尻靭帯移動術は主にたれ目を作る目的で利用されていますが、逆につり目にすることもできる治療です。
目尻靭帯移動術の治療方法は目じり外側の皮膚をシワにあわせて少し切開し、まぶたを骨に固定する靭帯を切り離し、新しい位置に固定し直し、目じりの位置を変えていくというものです。
ダウンタイムや痛みが出た場合について
目尻靭帯移動術のダウンタイムがどれぐらいなのかも知っておきたいですが、個人差はあるものの1~2週間程度必要とされています。
細かい血管に傷がついてしまった場合は内出血が起こることもありますが、1~3週間程度で消失するとされています。
早く回復させるためにはアフターケアもしっかり行っておくことが大切です。
施術後に痛みを感じるという人もありますが、そういった場合は保冷剤や冷えたタオルで冷やすと和らげることができます。
そして医療機関では痛み止めの薬も処方してもらうことができますので、そうした薬で対応していきましょう。
喫煙は回復を遅くすることにつながってしまいますので、喫煙の習慣のある人は施術後はしばらくは控えておきたいところです。
抜糸については7日目程度で行われ、アイメイクは抜糸の翌日から行えるようになります。
トラブルについて
施術を行うことで起こるトラブルについても知っておきたいですが、まず、しばらくは腫れ、むくみなどがでますので、目が開きにくくなる傾向にあります。
そして表情筋で引っ張られるので、多少後戻りが生じることもあります。
このほかでは効果がですぎてしまう、逆に思ったような効果が出ないなど仕上がりに不満を感じる可能性もあります。
修正が難しい治療ですので、一度の治療で満足な結果が得られるよう、高い技術力、優れたセンスで対応してくれる信頼ある医師に担当してもらうことが大切です。