上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)は、まぶたの上の部分を数ミリ程度切開して、眼窩脂肪（がんかしぼう＝まぶたの脂肪）を除去する手術方法です。
上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)の効果としては、まぶたのむくみ改善されてスッキリとした仕上がりとなり、印象の良い表情へと変わります。
上まぶたの脂肪が多く腫れぼったい状態では、埋没法や切開法のみの施術では理想に近い仕上がりにはならないことがほとんどです。このような場合には、まず第一に厚みの原因となっているまぶたの脂肪や皮膚組織を切り取る必要があります。また、一重まぶたから二重瞼にする際には、上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)だけでは行えないため、この方法と切開法を組み合わせた部分切開法や、全切開法などを採用して行っていきます。
メリットについて
上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)のメリットはいくつかあります。
①二重ラインが消えにくい
埋没法などを用いて形成した二重のラインが消えにくくなるほか、手術を受ける前よりも効果が長持ちします。また、眼窩脂肪は他の脂肪と比較しても柔らかく脱脂しやすいため、まぶた付ける傷も数ミリ程度で済みます。そのため、ダウンタイムも短くなるため比較的腫れも少ないという特長があります。
②二重ライン上に切開できる
元から二重まぶたの方や施術によって二重まぶたを形成した方においては、二重のライン上を切開して脱脂を行うため、余分な傷が付くことがなくその傷自体も目立ちません。
上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)には、これらの大きな特徴があります。
ダウンタイムについて
ダウンタイムは手術の仕方によっても多少異なりますが、傷が数ミリで縫合する必要がない場合には約3日～5日程度、また脂肪量が多く切開部分が大きい場合には縫合する必要があるため、約1週間～2週間程度は腫れが続くケースもあります。なお、縫合した際には抜糸が必要となるため、約1週間が経過した頃に経過を見て抜糸を行い、その後定期的な検査を受けることになります。