下眼瞼拡大術(たれ目形成)が用いられる場面として、目がつり上がっているつり目を改善する場合などがあげられます。まぶたの裏側から瞼板を下の方向に引き下げることで目を大きく見せることができます。下眼瞼拡大術(たれ目形成)のメリットとしては、結膜側から手術を行うため、表面の皮膚に傷跡が残ることがありません。また、化粧に関しても手術の当日から行うことができ、麻酔に関しても最小限の痛みにとどめることが可能です。値段も大変リーズナブルで両方の目で10万円を切るところもしばしばです。
リスクを知っておこう
しかしながら、下眼瞼拡大術(たれ目形成)には失敗もつきものです。顔の印象はパーツを少し動かすことで変わるように、目を少し大きくしただけで印象を大きく変えることがあります。
そのため、ほんのわずかでも大きくしすぎた場合、ギョロ目と呼ばれる、目力が強く出過ぎるような印象となり、結果として修正を余儀なくされる場合があります。また、目を閉じようとしても、下のまぶたが閉じないという失敗もあります。これは皮膚を取りすぎたり、引っ張る力を強くし過ぎたために起こり得ます。
ですので、下眼瞼拡大術(たれ目形成)を行う場合にはこうしたリスクもあることをよく考えるようにしましょう。
下眼瞼拡大術で失敗すると後戻りって本当？
下眼瞼拡大術は、後戻りのリスクがある治療内容になっています。ボトックス注射を利用した治療を行った場合に後戻りが起こり、治療の持続効果が数カ月ほどで終わってしまうため、治療内容を確認してから、治療を行っていくことが重要になっています。医師と治療を行う前に、カウンセリングをしっかりとすることが重要になっていて、多くの治療方法が導入されている環境を選んでいくことが重要になっています。
ピンク色の結膜が見えてしまう
下眼瞼拡大術は、ピンク色の結膜が見えてしまうことがあります。下瞼の位置を下げすぎてしまうなどの治療内容によって、ピンク色の結膜が見えてしまうことがあるため、しっかりとした治療プランを相談することが大切です。医師と相談しながら目の大きさを決めていくことが重要であり、無理に目を大きくしすぎないことも重要になっているため、カウンセリングを重視しているクリニックを探していくことが大切になっています。
変化・効果が無いこともある
下眼瞼拡大術は、変化・効果が無いこともあります。医師の手術内容によって大きく異なる治療になっていて、治療技術が高い医師を選択することが大切になっています。また、治療に関する希望をしっかりと出していくことも大切になっていて、治療をする前に、どのような目が理想的なものなのかを見直していくことが重要になっています。いろいろなことを比較していくことが重要になっているため、多くのことを考えていくことが大切です。
名医に頼んで治療をしてもらうこと
下眼瞼拡大術は、目を大きくしていくことができる治療内容になっていて、顔の印象を大きく変えていくことが可能になっています。目が大きくすることが可能ですが、医師の治療技術によって、まったく違う治療内容になってしまうことがあり、理想的な目にしていくためには、名医をしっかりと見つけて、選んでいくことが重要になっているため、口コミなどの多くの情報を精査してから治療をしていくことが大切になっています。
手術を受けるかどうか医師と確認
こうした手術法は切らなくて済むものから切開を必要とするものまで幅広くあります。切らなくて済むものに関しては傷跡がつかず、リーズナブルであることが多いものの、元に戻ってしまうリスクがあります。一方、切開した方が確実ですが1週間ほど内出血が見られ、傷跡が分かりやすいことがネックで値段も多少高めです。
また、ちょっとしたサイズの違いで失敗してしまうこともあるため、両方の目を正確に大きくすることができるかどうかというのは、その医師の腕にかかってきます。半永久的にたれ目にしたいのか、それとも戻ってもいいからリーズナブルに手術してほしいのか、よく考えたうえで医師などに相談してみましょう。