目尻切開のダウンタイムは約一週間です。そのため、目尻切開を行う方の多くは仕事を一週間ほど休んだりします。一週間後に抜糸をするので、それまではメイクを控えることになります。そしてこのダウンタイムの間、やはり切開という手術をした後なので多少の腫れは出たりします。特に術後2日から3日にかけて炎症があるのでは腫れが出やすい時期です。それを抑えるのが、アイシングです。アイシングは氷やアイスノンなどを直接当てずにタオルに包んでから行って下さい。あまりやり過ぎると凍傷になってしまうので気をつけて下さい。4日目からは腫れもひいてくるでしょう。そして7日後に抜糸をすれば翌日からメイクもすることができます。ただ抜糸の後は完全になくなってはいないかもしれません。しかし、メイクをすればカバーできる程度です。
また、忙しくて一週間も休めないという方もいます。その場合は片目ずつ目尻切開をする場合もあります。術後片目だけ眼帯で仕事に行かれる方もいます。このようにダウンタイムの間は仕事や学校に行けないわけではありません。術後すぐなので、多少の痛みや腫れがあり、抜糸前はメイクが出来ないだけです。それと術後すぐに血行が良くなるのもいけないので、運動は控える必要があります。
ダウンタイムの過ごし方
またダウンタイムの間のシャワーや洗顔ですが、切開部分を濡らさないようにすれば問題ありません。そしてコンタクトも付けれますが、あまりお勧めしません。コンタクトをする際に目を普段より開く必要があるので、切開部に負担がかかります。出来れば抜糸をするまでの間は眼鏡を利用した方が安心です。
そしてこのダウンタイムが終わったら目尻切開は終了というわけではありません。手術自体はこれで終わりですが、切開部分がきちんと治って落ち着くには数ヶ月程かかります。しかし、抜糸後のイメージは施術前とは全く違っているのは確実です。目尻切開を行う美容整形外科医やクリニックはたくさんありますが、大事な目の手術なので、きちんと信頼できるところを選んで下さい。手術自体もそうですが、アフターのケアやアドバイスを丁寧にしてくれるところを選ぶことをお勧めします。