リドレープ法（目頭切開）とは目を大きく見せる手術方法です。アジア人特有の目頭にある蒙古ひだを切ることで、目もとの印象を変える美容整形法です。目頭切開によって効果を得られる人は、蒙古ひだにより目頭が隠れている人や蒙古ひだによって目が離れた印象になっている人、目元を大人っぽくしたい人などです。
リドレープ法（目頭切開）は、通常の目頭切開よりも控えめに切開を行う方法。目頭部分を「Ｗ」や「Ｚ」の形に切開するＷ法やZ法よりも傷跡が少なく、ほとんど目立ちません。
平行型の二重になるW法とは違い、リドレープ法（目頭切開）は、優しい印象の末広型の二重になりやすいです。そのため、末広型の二重になりたい奥二重の人に最適の手術法といえます。
リドレープ法（目頭切開）のダウンタイム
リドレープ法（目頭切開）のダウンタイムは約1週間程度が必要だといわれています。
ただし、この1週間とは手術から抜糸をするまでの期間で、抜糸後の腫れが完全に引くまでは2週間ほどかかってしまいます。
腫れや赤みは個人差もありますので、ダウンタイム期間は大体1か月前後を見ておいた方がいいでしょう。
アフターケア方法はクリニックにより多少異なります。
痛みがある方はクリニックで処方されたお薬で痛みは和らぎます。
目頭切開単独の手術の場合では、それほどひどく腫れることはありませんが、腫れがひどい場合はアイシングで冷やしましょう。1週間後の抜糸後には徐々に傷や赤みは改善していきます。
手術をしたあとの傷跡はかゆみを感じることがありますが、傷跡をこすってしまうと後に傷が目立ってしまうこともあるので、極力触らないようにし、シャワーで汚れを落とす程度にした方がいいでしょう。
リドレープ法（目頭切開）のリスクやトラブル
リドレープ法（目頭切開）にもリスクやトラブルもあります。
目頭を切りすぎてしまった、目頭を切り足りなかった、目が元の位置に戻ってしまった、傷跡が目立ってしまったなど。
修正方法としては、再度手術で修正しますが、すぐ修正ができるのではなく、3か月空けてから行います。
目頭切開は、顔の印象を大きく変えることができる美容整形法です。
その上、施術時間もダウンタイムも比較的短いので、気軽に理想の目元を手に入れることができます。
しかし、気軽に手に入る効果は大きい分、リスクも大きく、術後の修正やトラブルを避けるためにも手術前のカウンセリングをしっかり丁寧にすることが重要です。