逆さまつ毛は、奥目の方に多く起こるもので、まぶたの皮膚のたるみや厚みによりまつ毛が眼球へと押されることで、目がチクチクと傷んだり傷が付いたりする現象です。その状態が続くと、眼球角膜に大きな傷が付き炎症を引き起こす可能性があるため、早急に逆さまつげ整形が必要となります。
しかしながら、近年の美容整形ブームによって誤った逆さまつ毛整形が行われているのも事実であり、施術を受けてもその効果が持続しないケースもあります。
ここでは、正しい逆さまつげ整形と、そこから得られる効果について紹介していきます。
逆さまつげ整形の方法
逆さまつげ整形の方法としては埋没法と切開法での治療があり、切開法においては目の下の縁から必要な分の脂肪を取り除いてまぶたをスッキリとさせます。逆さまつげ整形を行わないで眼球に炎症が起きると、まぶたに厚みが出てしまいそれがたるみの原因にもなります。
逆さまつげ整形の効果としては、①目の形をほとんど変えることなく治療が可能です。皮膚を切開する範囲によって多少の差は生じますが、それでも傷跡は目立ちにくいので目の印象もほとんど変化しません。
②機能以外に審美面でも効果的です。まつ毛だけでもその人の目の印象は変わります。従って、まつ毛の向きが変わり目への刺激が無くなることで目を大きく開けることが可能となり、ストレスもなくなるため表情にも違いが出てきます。更に今までの目の印象も変わってきます。
ダウンタイムについて
術後のダウンタイムは患者さんの体質などによって違いはありますが、一般的には約1週間以内で抜糸となることが多いです。お化粧も抜糸後には手術部位も可能となります。腫れはむくみなども1週間～2週間程度で引いてくるでしょう。また、患者さんによっては内出血が出ることもありますが、コンシーラーなどを使用することで隠せる程度ですので心配いりません。
逆さまつげ整形などのように、日常生活に支障をきたす様な症状のときには、この治療を専門に行っている名医に依頼することが重要で、こうした名医は高い井技術研究を行っている学会へと参加している医師が良いでしょう。