おでこのでこぼこを解消する治療
おでこにアパタイトを入れる整形手術は、おでこのでこぼこが気になる方や、眉骨が突出していてきつい顔つきになっていることでお悩みの方などに適している方法です。アパタイトとは、ハイドロキシアパタイトの事で人口の骨です。したがって、金属やシリコンとは違って体への相性も比較的良好です。
またセメントで硬化させる手術方法とちがって、固まるときに熱が発生しません。具体的な方法は、前頭部の髪の毛の生え際を数センチ切開し、その隙間からおでこにハイドロキシアパタイトを流し込んでいきます。
形成方法は主に2つが人気であり、注射のような細い器具で注入していく方法と、額全体に貼り付けていく冠状切開という方法があります。おでこの整形手術としてシリコンプロテーゼを入れる方法がありますが、アパタイトを使った方が微妙な高さを調整して形成していくことが可能なので、患者の要望を限りなく再現することが可能です。また、プロテーゼのように肌から剥離してずれてしまうという心配も少ないです。
ダウンタイム・回復期間
ダウンタイムと呼ばれる回復期間は、手術直後から3日間は痛みや腫れがピークとなりますが、大抵の人は1週間もすればだいぶ落ち着きます。その後に、人によっては内出血が起こる場合もあります。内出血自体は健康面に影響はないためそのままにしておいても次第に引いていきます。
他に多くの人が経験する、顔面の麻痺やまぶたの皮膚のたるみなどは、1ヶ月もあれば落ち着きますが、人によっては数ヶ月たっても残ってしまうケースがありますので、その場合には手術を受けたクリニックに再度相談をしましょう。
この手術で多い失敗例が、皮膚がでこぼことなったりガタガタとしたラインになるという点です。