頬骨再構築法(勝間田法)のデメリット
頬骨はフェイスラインに大きな変化を与えるため、整形する場合は慎重に医師を選びます。まず頬骨再構築法では、 もみあげ部分を切開して頬骨を削っていきます。普通の頬骨削りとは違、いったん頬骨を分解しますので、デメリットとして手術後に頬にしわやたるみが出る場合があります。粉砕した頬骨を再構築する際に、骨の強度が弱くなってしまうとこうしたことが起こります。
さらに、医師の不手際で失敗する例としては、左右対称にならなかったというケースがあります。また、顔面には細かい神経が通っているため、施術後、神経麻痺などが起きたという人もいます。顔面には細かい神経が多数走っているため、医師の技術の良し悪しが問われます。
明らかな失敗や、患者が手術結果に満足できない場合は、修正するため、再手術を行います。頬がほっそりし過ぎてしまったケースでは、頬に適量の脂肪移植を施すことで修正できます。
手術を成功させるために
しかし、手術の失敗や修正ばかりではなく、名医による成功例が多数あることも事実です。通常、美容外科では施術前に丁寧なカウンセリングが行われ、リスクなどの説明を受けます。
しかし、カウンセリングが2、3分であるような美容外科は避けた方が良いでしょう。優れた医師であれば、レントゲンを用いた説明などが必ずあります。模型を作成し、手術計画の説明を行う名医もいます。患者の身になって相談に乗ってくれるカウンセリングの他、手術後のアフターケアがしっかりしているかどうかも、前もって調べておくべきです。
経歴がはっきりした医師で、手術後のトラブルが報告されていないことが必須です。高い技術を持った医師を選択すれば、頬骨再構築法で美しくなることは可能です。