【名医選び】失敗しないための美容相談所・山口

リスクを分析

下顎骨の中央部、オトガイの横幅が女性でおよそ35mmを超えると、多くの場合太い顎として認識されます。顎の垂直骨切り手術では、顎の横幅を細くするために、まずオトガイの骨に垂直に2本の切れ目を入れます。2本の切れ目の幅は、一般的に8mmから16mmです。次に、2本の切れ目に挟まれた部分の骨を切り出します。しかし縦に切れ目を入れても骨の上部はつながっているため、水平方向にも切れ目を入れて、中央部を抜きます。そして中央部を切り取ることができたなら、左右の骨を中央に寄せて合わせます。

さらに、生じた段差を削るなどの微調整をした後、合わせた骨をチタンプレートで固定します。手術時間はおよそ1時間で、全身麻酔を施します。垂直方向にも水平方向にも骨を切り、中央部を抜くため、医師には熟練の技術が要求されます。美しい顎のラインを作り出した成功例は、優れた技術を持った執刀医によるものです。

たるみ

リスクとしては、まず骨の削り過ぎによって、手術後に皮膚が余ってたるんでしまうという場合があります。また、医師の技術不足のために、左右で顎のラインが違う結果になったケースもあります。

三叉神経末端のオトガイ神経損傷

さらに、三叉神経末端のオトガイ神経を傷つけてしまうリスクもあります。オトガイ神経が傷ついた場合は、下顎や下唇にしびれが残ります。手術後に、皮膚がピリピリ感じられる知覚障害が現れることもありますが、これは顔にメスを入れた場合は一般的に起きるもので、時間が経てば自然と治まります。

医師選び

しかし良心的な医師であれば、念のためにレントゲンやCTで検査をするなど、必要な処置をしてくれます。美しいVラインの顎を実現するには、手術の技術はもちろんのこと、手術後のアフターケアもしっかりした美容外科を選ぶことが必要です。