【名医選び】失敗しないための美容相談所・山口

顎の水平骨切り手術の概要

顎の水平骨切り手術は、面長な方や、顎が長い事、しゃくれ顎などでお悩みの方に適している方法です。具体的な手術方法は、口の中を切開して行います。下唇の裏側を数センチ切開し、顎の骨を露出させます。

そして、専用の機械を使って余分な顎の骨を垂直に取り除き、下に残った顎の骨を上部に持って異って金属プレートでしっかりと固定します。仕上げに、やすりで研磨をして滑らかなフェイスラインになるようにします。この手術は全身麻酔を使って行われるため、痛みや不安などがないので患者への負担は少ないです。施術時間は約3時間ほどで終わります。

術後すぐ~3日目~1週間

術後すぐは、多くの人の場合痛みと腫れが出てしまいます。痛みのピークは術後3日とされ、1週間ほどで落ち着きます。腫れも2週間程度でかなり改善します。しかし個人差があるので一概には言えません。
回復期間といわれるダウンタイムは人によって異なりますが、日常生活でちょっとしたポイントを気を付けていれば、傷の治りは違ってきます。

シャワーは可能ですが、洗顔や洗髪などは包帯やギプスをしている間は控えましょう。固定具は1週間ほどで外せるようになるので、その後からなら可能です。また湯船に浸かるのは2週間ほどは控えましょう。血行が良くなりすぎると痛みが増してしまう可能性があるからです。また洗顔をする際には、顔をあまり強く触らないようにやさしくすると痛みが軽減されます。

食事において気を付ける点は、あまり硬いものを食べないようにすることです。術後すぐは口を開けるだけでも強い痛みを伴うこともあるため、あまり顎に負担のかからない食材や調理法を選ぶことが肝心です。特にタバコは厳禁です。血行が悪くなり傷の治りが悪くなるからです。