おでこにふくらみを！治療の特徴
おでこのヒアルロン酸注入は、年齢を重ねた女性のしわ治療として利用されています。おでこの中心には横方向に何本もしわが入ってしまったり、眉間には縦方向のしわが入ってしまいがちです。深く刻まれたしわを肌の下からヒアルロン酸で持ち上げることで、しわのない若々しい肌を作ることに役立つ施術です。
また、おでこのヒアルロン酸注入は若い女性にも別の目的で多く利用されています。日本人の骨格では一般的に額が平らであることも多く、それによって男性らしく見えてしまうこともあります。女性らしい横顔を作るためにも、丸く前に突き出たおでこは魅力的なものであり、足りない分をヒアルロン酸を注入して補うことで、ほりの深い目元や鼻を高く見せる効果も得ることができます。
おでこにふくらみを持たせるという施術では、手術をして異物を入れるということも行われています。しかし、顔にメスを入れることには抵抗があるという女性も多いものであり、注射で有効成分を入れるだけであれば非常に手軽です。その手軽さから安易な気持ちで受けてしまう人も増えていますが、リスクやデメリットもあるということをしっかりと理解してから受けることが重要です。
ヒアルロン酸注入のデメリット
ヒアルロン酸はもともと人間の体の中にはある成分でもあり、アレルギー反応が少ないことからヒアルロン酸注射は比較的安心して受けることができます。しかし、ヒアルロン酸はジェル状のやわらかい成分でもあるので、たくさんの量を注入すればやわらかすぎて違和感を感じたり、指で押すと凹んでしまうこともあります。
また、医師の腕が未熟であることによっておでこのような皮膚が薄くて骨の上でもある部位になると、部分的に偏ってかたまりになってしまうこともあります。その人に合わせた施術を安全性を第一に行っている医師を選ぶことは非常に大切なことです。