レディエッセの注入プラン
レディエッセは、主にカルシウムハイドロキシアパタイトと呼ばれる成分が配合された、注入充填剤です。粒子としてはヒアルロン酸よりも大きく、持続効果に優れています。骨や歯を形成する成分と同じなので、生体適合性があることが証明されています。異物反応やアレルギー反応を起こす心配はありません。
またヒアルロン酸注入では、およそ半年かけて吸収された後、効果がなくなりますが、レディエッセでは注入後、1、2年かけて吸収され、その効果を維持します。主成分であるカルシウムハイドロキシアパタイトは、吸収された後で骨に似た組織を形成しますので、ごく自然な仕上がりになります。
そしてレディエッセは、注入後、1か月以内に再注入を行うことによって、効果がさらに継続するという特徴があります。そのため、1か月以内に2度の注入プランが用意されている美容外科もあります。
起こり得るデメリット
しかし未熟な医師による失敗例もあり、レディエッセの量が多かったために、額がふくらみ過ぎたケースが報告されています。その他、皮膚が血行障害を起こしたケースや、しこりができたといった失敗もあります。
特に間違ってレディエッセを血管内に注入してしまうと、皮膚が膨張し、血行不良を起こします。
その結果、周辺細胞が壊死する場合さえあります。皮膚が壊死しても自然治癒力によって、周囲の皮膚が伸びて治癒しますが、このようなトラブルを避けるためには、技術力の優れた医師が在籍する美容外科を選ぶようにします。ダウンタイムは約1週間です。
この期間中は激しい運動は避け、安静に過ごすようにします。痛みやしびれを感じた時は早めに医師に相談し、必要な処置を受けるようにします。美容外科を選ぶ際は、丁寧にアフターケアを行うクリニックを探さなければなりません。