おでこ・額整形のレディエッセ注入
美容整形の需要が高まり、誰もが整形手術を受ける時代になっていますが、失敗を経験する人が増えてきています。東洋人は西洋人と比べて、顔面の作りが平面的で、のっぺりとした印象になってしまいます。そのため、ほりの深い西洋人のような顔になるため、おでこの整形手術をする人が増えています。
おでこの整形の手段としてあげられるのが、レディエッセ手術です。個の手術はレディエッセと呼ばれる骨形成に必要なカルシウム分を含んだ注入剤で、それをおでこに注入することで丸みのあるおでこを作り、ほりの深い顔面を作ることが出来るのです。立体的な顔面作りの他にも、おでこのシワやたるみをなくすのにも用いられます。皮膚のへこんだ箇所に注入することで、皮膚をピンと張らせ、若々しいおでこを取り戻すという効果があります。
ですが、この手術はただ注入すればいいのではなく、技術も必要になってきています。
失敗例
レディエッセの入れすぎなどにより、おでこが膨らみすぎてしまったり、逆に少量すぎて効果がみられないなどの失敗があります。
レディエッセが足りないのには追加すればよいのですが、入れすぎは逆に美貌を損ねる原因になってしまいます。レディエッセを入れすぎると、血流が悪くなり皮膚が壊死したり、しこりが生じたり、皮膚が凸凹してしまうなどの失敗が待っています。
ですが、レディエッセを融解する薬剤はありませんので、こうした失敗が生じても、体内に自然に吸収されるのを待たなくてはなりません。注入部位によっては切開し取り除く事が出来ますが、傷が残ってしまう場合もあります。壊死した場合も同じく傷が残ります。
こうした厄介な事態にならないためにも、技術の高い医師のもとで手術を行うことが大切です。
おでこ・額のレディエッセ注入の失敗例として見られる「でこぼこ」とは?
仕上がりがでこぼこになる。
女性らしい丸みを帯びた額にしたい時の整形手術の選択に、おでこ・額のレディエッセ注入があります。レディエッセは、他にも様々な悩みに対応することができますが、リスクもあります。その中の一つは仕上がりがでこぼこになることです。レディエッセは硬い注入剤なので、柔らかい皮膚に注入すると均一に広がらず、表面がでこぼこしているような状態になることがあります。この場合はマッサージをすると緩和されますが、残ってしまう場合もあります。
持続期間が短い・吸収が早い
レディエッセ注入はヒアルロン酸注入としばしば比べられますが、持続期間はヒアルロン酸注入よりも長いと言われています。一般的には、おでこ・額のレディエッセ注入は1年から2年くらいは持続すると考えられていますが、持続期間には個人差があり、早く吸収されてしまった場合は、数ヶ月で元に戻ってしまうこともあります。どのくらいのスピードで吸収され、どのくらい効果があるのかは、事前に医師に確認しておくと良いでしょう。
しこり・石灰化が起こる
レディエッセの主な成分は、カルシウムハイドロキシアパタイトで、体内では骨を形成する成分でもあります。そのため、アレルギー反応が発生するリスクはなく、安全性は高いと言われています。しかしながら、注入する量が多すぎると、しこりができたように感じることがあります。マッサージすると改善する場合もありますが、残ってしまった場合はそのしこりが石灰化することがあります。そのため、レディエッセ注入を行う医師には経験と技量が必要です。
経験と技量を備えた医師を選ぶのがおすすめ
レディエッセは、おでこ・額の輪郭形成の他、鼻を高くしたり、顎の輪郭形成、しわやほうれい線を目立たなくする場合にも使用されます。このように、レディエッセは、様々な悩みに対応することができますが、仕上がりがでこぼこになる、持続期間が短い・吸収が早い、しこり・石灰化が起こるなどのリスクも想定されます。そのため、レディエッセ注入の症例数が多く、経験と技量を備えた医師を選ぶのがおすすめです。