鼻翼基部プロテーゼのメリットは多いです。
これはいったいどんなものでしょうか。
鼻翼つまり小鼻の基部や、鼻柱つまり鼻の穴の間の部分の基部にシリコンプロテーゼを入れて、凹み、また陥没を改善する手術になります。
自身の肋軟骨やヒアルロン酸などを入れることもあります。
肋軟骨については、女性の場合はアンダーバストの部分、男性の場合は乳首から5センチほど下の部分を切開して、肋軟骨を採取します。
手術の流れとしては、先ず上口唇の裏側の粘膜を切開します。
次に鼻翼や鼻柱のつけ根の部分を上顎の骨からはがします。
そして、骨膜の下の部分にシリコンプロテーゼを入れます。
その傷口は口の中ですから外から見えません。
鼻翼が凹んでいると、口元が出て見えますし、また疲れた顔に見えます。
上記のような鼻翼基部プロテーゼを受ければそれらが改善します。
なお鼻翼の状態により、鼻翼基部プロテーゼと鼻柱基部プロテーゼを併せて行うこともあります。
術後は安静に!先生の指示に従いましょう
メリットが多い鼻翼基部プロテーゼですが、その手術が失敗してしまった場合はどうなるでしょう。
失敗は、具体的には小鼻が横に広がってしまったり、鼻先が上がってしまったりした場合です。
上唇の感覚麻痺が起きたり、上唇が上がらなくなったりすることもあります。
感染することもあります。
プロテーゼが露出するというトラブルも起こりえます。
それらの場合、手術で入れたシリコンプロテーゼを抜去、除去、入れ替えます。
抜去、除去、入れ替えすることが可能なのです。
これもメリットです。
鼻翼基部プロテーゼの腫れ、ダウンタイムが心配という人も多いでしょう。
腫れについてはちゃんとケアすればかなり抑えることができます。
また、ダウンタイムについては長くて2週間くらいです。
その間は安静にしていましょう。
最後に鼻翼基部プロテーゼの料金相場は30万円ほどで済みます。
20万円ほどで済むこともあります。
プロテーゼは隆鼻術ですから比較的安いです。