眼瞼下垂(筋膜移植術)とは、まぶたのたるみや、筋肉が弱ってしまうことで目の開閉に支障がある場合や、筋肉とまぶたの連結が上手にいっていない場合に効果的な治療方法です。
眼瞼下垂(筋膜移植術)は、他の手術方法よりも難易度の高いもので、執刀できる医師も限られています。
この手術は、大腿から筋膜を摘出し、まぶたに移植する方法です。
これにより、まぶたの筋力が戻り、目の開閉がスムーズになります。
また、開けにくかったまぶたも開きやすくなります。
美容整形としても、目をぱっちりとさせたい人には注目されています。
まぶたの重みにより頭痛が起こる場合もあり、手術によって頭痛も改善される場合があります。
医師選びは慎重に
しかし、眼瞼下垂(筋膜移植術)は高い技術力が必要なため、執刀できない医師や、失敗も多い方法です。
失敗の中で多いのが、左右の目の開きの差が出てしまうことです。
開閉に問題を抱えてしまう場合もあるので、医師選びは慎重に行った方が良いでしょう。
眼瞼下垂(筋膜移植術)の手術は、比較的大きな手術です。
そのため、ダウンタイムも長い時間を要します。
どのクリニックにおいても、1ヶ月程度はダウンタイム期間としています。
この期間中は、大きな腫れや痛み、びっくりしたような目の開き方、目が閉じにくくなる、ドライアイ、内出血などの症状がみられやすいです。
このような場合、アイスパックや冷えたタオルなどで冷やしたり、病院から処方されている鎮痛剤を上手に使いましょう。
また軟膏などが処方された場合は、きちんと指示通り使用しましょう。
アフターケアをしっかりとすることで、傷の治りも早く、傷跡も残りにくくなります。
眼瞼下垂(筋膜移植術)は保険が適用される場合がある
眼瞼下垂(筋膜移植術)は保険が適用される場合があります。
しかし、その場合ラインの位置などの指定はしにくいです。
美容のために眼瞼下垂(筋膜移植術)を考えている場合は、担当医ときちんとカウンセリングをし、メリット・デメリットを正しく把握しておきましょう。