年を取ると、顔の筋肉がだんだんと衰えてきて、たるんでくるようになります。その中で、上まぶたが伸びて、力なく下がってくる状態を、眼瞼下垂といいます。その結果、眠たそうな顔つきになってしまったり、二重だったのが一重になってしまったりということが起きてきます。
眼瞼下垂は加齢が原因であること多いのですが、加齢以外にも、長い期間まぶたを刺激したり、パソコンなどで目を使い続けたり、さらに逆さまつ毛の人などにも多く見られます。まぶたが下がってくると、見た目だけでなく、視力が落ちるなどの問題も引き起こすことがあるので、整形外科において眼瞼下垂(挙筋短縮法)の手術が行われます。この眼瞼下垂(挙筋短縮法)の手術には保険が適用されるので自己負担は比較的少なくて済みますが、保険を適用するときは機能の回復に重点が行われるため、デザインなどは二の次になってしまう可能性があります。そのために術後の見た目の状態に満足ができないというトラブルに発展することがあるのです。
そのような場合は、美容整形外科などで眼瞼下垂(挙筋短縮法)の手術の修正を行う必要があります。また、初めから見た目を良くしたいということであれば、実績と経験が豊富な美容外科で眼瞼下垂(挙筋短縮法)の手術を行うほうが良いでしょう。顔の手術はお金に換えられません。極力修正する必要がないようにすることが大切です。
眼瞼下垂の治療はなぜ失敗が多いのか?
眼瞼下垂(挙筋短縮法)手術の方法は、まぶたを切開して、余分な皮膚と筋肉を取り除き、その後縫合するという切開法などの方法が用いられます。手術時間は片側30分、すべてを合わせて90分程度とそれほど長くなることはありません。入院する必要もありません。抜糸までは一週間かかります。それまでは洗顔や入浴を行うことができません。シャワーは翌日から、顔にお湯がかからないように気を付けながら入ることができます。コンタクトレンズは2~3日後からつけることが可能です。
眼瞼下垂(挙筋短縮法)の失敗は、眼瞼下垂の治療法の多さに関係しています。
眼瞼下垂が起きてしまっているの原因もわからないまま行ってしまう判断のミスや、医師の技術量により効果が得られない場合や、引っ張られ過ぎて目が閉じない、目の形が変わってしまうなどです。
とくに、眼瞼下垂(挙筋短縮法)の手術料金が安いからや保険が適用されるなどで、簡単にクリニックを選ぶと失敗の大きな原因になります。
眼瞼下垂(挙筋短縮法)で失敗したときは、治療や手術を行ったクリニックに相談します。
一時的な腫れなど、無料で修正手術を受けられることもあります。
ただ、治療や手術をしたクリニックには行きたくない時や、取り合ってくれない場合は、他のクリニックに相談した方がよいです。
失敗例
目元は顔の印象を左右する重要なパーツで、その印象をよくするために眼瞼下垂(挙筋短縮法)の手術を受けても、失敗や後遺症などがあると一生の問題になりかねません。
眼瞼下垂(挙筋短縮法)は、高度な技術が必用なので、医師の技術力によって仕上がりが不自然になったり、直ぐに元に戻らないこともあります。
とくに、この手術は眼瞼挙筋を切って短縮する方法なため、手術のときにミュラー筋を傷つける可能性があります。
左右に差が出たり、目が閉じにくくなるなどの失敗もこれまでに起こっています。
トラブルが酷くなくても、瞼を切ると傷痕も出来ますし、数日は腫れが起きます。
瞼を切ったときの、傷跡も中々消えないと言う人もいます。
例えば高級感漂っている美容外科の広告に魅かれて、手術を受けても、期待が裏切られて手術後に左右で二重瞼の幅が異なり、目が開きづらい状態になったという人もいます。
医師に相談しても、これ以上の手術は出来ないと言われて、他の病院で修正したそうです。
失敗などをしないためにも、最初のクリニックと医師選びは重要です。
症例が数多くあり、体験した人の声や医師の経歴など、詳しく情報を得て、そしてカウンセリングでも納得がいくまで相談した上で受けた方がよいです。
挙筋短縮法の眼瞼下垂に失敗。二重幅が変わる状態に…。
挙筋短縮法の眼瞼下垂は傷口を目立たせず効率よく手術をするため、二重ラインに合わせて切開が行われます。ラインに沿って切るだけでなく、ある程度幅を持たせて三日月状に切ることも多く、縫合の仕方を誤ってしまうと二重幅が変わるときがあります。目の開き具合を確認しながら行わない医師は特に失敗しやすいため、経験が豊富な医師であれば、仕上がりの状態が推測できて、切開幅や縫合も注意深く行ってもらうことが可能です。
挙筋にアプローチしても後戻りすることがある
瞼が垂れ下がって眠そうに見えてしまったり、目つきが悪い感じになっているとき、瞼を持ちあげる筋肉である眼瞼挙筋を切り取って短縮する方法を行うと目の開きやすさが改善できる期待が持てますが、挙筋短縮法の眼瞼下垂の術式になれていない医師が行うと、有効的に短縮させることができずに腫れなどが治まってきて日数が経過してから後戻りしてしまうことがあり、再度アプローチすることもできない場合があります。
挙筋短縮だけでは眠たそうで効果が無い
挙筋にアプローチする方法であるため、筋肉に関係なく瞼の皮膚が余るなどして起きているたるみに対しては解消することにならないため、考慮して術式を選択してくれるか、挙筋短縮法の眼瞼下垂の時に合わせて施術を行ってもらわないとたるみがそのまま残り、垂れ下がってきてしまい眠たそうで効果が無い状態に見えてしまいます。原因が皮膚にあるのか挙筋にあるのかを、正確に診断できる医師のもとで施術を受けることが重要です。
名医による施術で上瞼・黒目の開きを改善
挙筋短縮法の眼瞼下垂は難しい手術で、挙筋のところにあるミューラー筋に対する対応が適切に行われないと大変なことになってしまいます。ミューラー筋は交感神経が関与している大切な神経組織であるため、頭痛や肩こりなど様々な症状を引き起こしてしまうことがあるためです。
後悔しないためにも施術を希望するときには、当相談所で名医やおすすめの美容外科をご紹介をしておりますので、お気軽にご連絡ください。
「上手いクリニック」「おすすめの病院」の紹介はこちらから
挙筋短縮術に失敗してしまうと、修正治療が必要となってしまいますから、名医に施術を行ってもらうことが大切です。
ミュラー筋を傷つけてしまうと、さまざまな症状を引き起こしてしまう可能性がありますから、経験豊富な医師を選択する必要があります。
おすすめのクリニックとしては、なんといっても事前のカウンセリングをじっくりと行い、患者の症状を診断して適した治療法を提案してくれることが大切です。
症状によっては、目の上の脂肪をとることで眼瞼下垂を改善できる場合もありますし、挙筋短縮術を行ってもなかなか効果が現れない場合もありますから、それぞれの症状をきちんと診断して、もっとも適した治療法を提示してくれるクリニックがおすすめです。
よく、カウンセリングではメリットだけしか説明しない医師もいますが、手術である以上必ずリスクやデメリットなども存在します。
そのため、手術の料金が安いからという理由だけで決めるのではなく、症例数も多く、経験豊富な技術の高い医師がいるクリニックを選ぶことが失敗を防ぐためにも大切です。
また、医師との相性もありますから、複数のクリニックを回ってカウンセリングを受けてみるとよいでしょう。
当相談所で名医のご紹介をしておりますので、お気軽にご連絡ください。