眼瞼下垂は、先天的になっていたり、何らかの原因で後天的に発症する症状です。
この症状になりますと、目を開くのに、上瞼を上げる際の不要な力が入るようになりますので、頭痛や肩こりなどの症状が出てくる可能性が高いです。
その為、眼瞼下垂を改善する為には、整形美容クリニックなどで行っている手術を活用する必要があります。
眼瞼下垂(挙筋前転法)は、眼瞼下垂を改善する手術の一つの手法です。
手術の流れ、ダウンタイムについて
眼瞼下垂(挙筋前転法)の特徴は、上瞼の二重になっているラインを切開して、目を開ける際に使われる挙筋と呼ばれる筋肉や腱膜という挙筋と、瞼を繋いでいる部分を短縮させる手術となっています。
眼瞼下垂(挙筋前転法)を実施しますと、目の開きを大きくしたり、二重を作り出す事ができ、皮膚の弛みや脂肪を取っていく事が可能です。
眼瞼下垂(挙筋前転法)を行っているクリニックで手術を行いますと、ダウンタイムという腫れが続く期間が発生しますが、適切なクリニックでのアフターケアを受ける事によって、1週間ほどで腫れが引いてきます。
抜糸は、3日から10日ほどで行われますので、ダウンタイム時に起こる症状に合わせて、医師と相談しながら、メイクなどが行えるようになっていきます。
コンタクトは、術後当日から使用する事が可能ですが、ゴロゴロとするような感じがある場合には、使用を中止して、医師に相談すると良いでしょう。
術後の傷跡が目立たなくなるのは、約3ヶ月後ぐらいですので、経過を観察して、トラブルが発生しないか確認しておく事が大切です。
最も適した方法を選ぶことが大事
眼瞼下垂の手術は、挙筋前転法だけではなく、色々な方法がありますので、手術を行う場合には、最も適した方法を利用すると良いです。
術後には、上がっていた眉毛が本来の位置へ戻るといった効果も期待出来ますので、手術前と比較しますと、眉毛の位置が下がっています。
喫煙に関しては、血液の循環が悪くなる事で悪影響が発生する可能性がありますので、術前2週間から術後1ヶ月程度まで禁煙するようにしているクリニックが多いです。