デメリット例
前額形成術は女性らしい輪郭や丸みを帯びたフェイスラインを形成するのに適している治療法です。額がでこぼこしていると、男性らしい印象になりがちなため、前額形成術を利用される方が少なくありません。しかし、このような手術も、技術力の高く熟練した医師でないと思わぬトラブルに遭う可能性があります。特に前額骨切りの手術は整形手術の中でも難易度の高い手術といわれています。
この手術における代表的な失敗例・トラブルは、額の丸みが足らない・希望通りのラインにならなかった・凸凹ができてしまったなどといった仕上がりへの不満です。また、脱毛が起きてしまうといったトラブルもあります。頭皮部分を切開するため、どうしても多少の脱毛は避けられません。その脱毛範囲を最小限にすることが出来る医師に執刀してもらうことが重要です。
タバコや洗顔などの注意点
前額骨切りの回復期間であるダウンタイムは、およそ1ヶ月程度といわれています。しかし、個人差や処置方法などによって異なっていきますのであくまでも目安として考えておきましょう。特に手術直後から1週間までの間は、痛みや腫れ・内出血・感染症などに注意が必要な時期となります。その間をいかに安静に過ごすかによって、傷の治りの速さが変わってきます。日常生活において気を付ける点は、まず洗顔の時に顔を強い力で触らないようにすることです。痛みが増すだけでなく傷口が開いてしまう可能性もあります。
またタバコは厳禁です。特に術後から1週間の間は傷の治りに影響する大切な時期でもあるので守りましょう。なぜなら、タバコが血流を悪くして傷の治りを悪くするからです。飲酒はタバコほどではありませんが術後2週間は控えましょう。血行が良くなりすぎて痛みが増すこともあります。