鼻尖吊り上げ術による美容効果を得たい人は、アフターケアまで十分に行ってくれる医師がいるクリニックで手術を受ける必要があります。術後に何の手入れも行われないような場合、仕上がりに影響が出てきてしまいます。経過を観察し、順調に行っているかを把握してくれる医師に依頼すべきです。
鼻先が垂れ下がって見える魔女鼻は、年齢を重ねてからなら威厳があるように見えますが、若いときにはきつい印象を与えてしまう可能性があり、横から見たときに鼻のサイズが大きく見えてしまう特徴もあるため、鼻尖吊り上げ術により鼻にある軟骨にアプローチすることですっきりとした鼻に見せることができます。
鼻の穴を形作っている鼻翼軟骨を鼻の穴の中から皮膚を切開して露出させ、外側の上の部分を一部切除し、さらにその上にある鼻軟骨に切除してなくなった空間を埋めるように鼻翼軟骨を引き上げて固定し、垂れ下がって見える部分を解消します。軟骨同士の固定は、非吸収性の医療用の糸で縫い止められます。
もしもの時は病院に相談しましょう
鼻尖吊り上げ術の手術の後は、定着するまで位置がずれないように細心の注意が必要になります。3日から5日間程ギプスなどによる固定が行われますが、その後も1か月程度は圧迫したり、強い衝撃を与えないためにも激しい運動などを控える必要があります。内出血を早く消したくてマッサージを行い、血流を良くしようとする行為も、患部は避けるべきです。
アフターケアとして皮膚の縫合部分の消毒が行われるだけでなく、固定が順調に行っているか鼻翼軟骨が曲がってしまっていないかなどを確かめてもらう必要があります。抜糸後に通院がいらなくなってしまうようなクリニックは避けるべきで、仕上がったといえる状態になるまで、経過をみてくれるところが安心です。
1週間程度痛みがひどい状態があって、痛みに対するコントロールも行ってもらう必要があり、内服薬を処方され服用しても我慢できないような痛みがあれば医師に相談して、痛み止めを打ってもらうようにすると良いです。
鼻尖吊り上げ術の成功は医師の技術に左右されますから、手術を検討している方には名医のご紹介が可能です。当相談所まで、気軽にお問い合わせください。