鼻尖吊り上げ術は繊細に対応しないと失敗してしまう可能性がある手術ですから、リスクがあることを知ってそれでも手術を受けるべきか、どんな医師に対応してもらえばよいかを判断するべきです。
効果が期待できる人は、一般的な鼻の形と比べて、鼻先が下に下がっていて魔女の鼻のように見えている人です。正面から見てあまり下がっているように見えなくても横から見ると目立ち、人によっては鼻の穴も大きめに見える人がいます。
手術は、表から切開することになりますが視野を広く確保できるオープン法による手術と、傷を目立たせないが視野が狭くより繊細さが必要になるクローズ法による手術を選ぶことができます。クローズ法は鼻の穴の中から手術が行われ、技術があったり術式に慣れている医師が行わないと、綺麗な仕上がりにならない可能性が高い方法です。
鼻尖吊り上げ術を受ける前には医師からも、リスクの説明を良く聞いて判断することが大切で、失敗した場合は機能的な問題が出てくる場合もあります。
仕上がりを綺麗にするために
鼻尖吊り上げ術は、鼻翼軟骨を露出させたら鼻翼軟骨外側脚の頭側を部分的に切除し、残った鼻翼軟骨の外側脚をその上方にある外側の鼻軟骨吊り上げて軟骨同士を縫合して固定が行われます。軟骨量が足りない、高さや形の調整のために切除した鼻翼軟骨を移植する場合もあり、ここでデザインを失敗してしまうと理想の形にならないため、医師のセンスと技術の高さが求められます。
術後は仕上がりを綺麗にするために、5日から1週間程度ギプスの装着が必要になります。クローズ法の場合は内出血も目立ちにくいことが多いですが、オープン法が行われた場合は目立つ場合があります。
鼻尖吊り上げ術は十分に鼻の高さや形を整えないと、もともと垂れ下がっていた鼻先の皮膚や組織が余って不自然に見えてしまったり、変化が感じられない鼻になってしまうリスクがあるので、医師選びは大切です。
鼻尖吊り上げ術の名医を当相談所にてご紹介することが可能ですから、手術を希望している方はお気軽にお問い合わせください。