鼻尖吊り上げ術は鼻をきれいな形に整えて顔の印象を大きく変える手術方法です。鼻の美容整形は10年前のL型プロテーゼが主流だった術式から大きく変化し、眉間から鼻先の角度、鼻の大きさや穴の形状まで細かく手術することができるようになりました。しかし鼻尖吊り上げ術の手術を行うにはデメリットもあり、まず挙げられるのがアップノーズになってしまうことです。アップノーズになるのは軟骨を切除しすぎたことが原因であると考えられます。もしアップノーズになってしまった場合は修正をする必要がありますが、軟骨移植をすることになり大がかりな手術方法になってしまいます。また修正をすれば必ず理想の形になるとは限らず、時間とお金の無駄になってしまうこともありえます。時間とお金の無駄にならないようにカウンセリングの時に詳しい説明を受けることと自分のしたい鼻の形をしっかりと医師に伝えることが必要になって来ます。これはもし修正をする場合でも同じで念入りにやっておくくらいがちょうど良いです。
違和感に気づいたときは
鼻尖吊り上げ術の修正として挙げられるのが、材料の入れ替えが挙げられます。しかし一度入れたものを取って再度入れると腫れがひどくなったりダウンタイム期間が長引いてしまうリスクがあります。鼻尖吊り上げ術の修正を行う際のポイントとしては、鼻筋や鼻先の形状を確認する必要があります。ばればれの形になっていたり不自然な形になっているとせっかく鼻尖吊り上げ術の手術をしたにも関わらずきれいな状態とはいうことができません。またカタチや触った感じ、傷跡、持続性、合併症、痛み、経過について手術前に詳しく聞いておくことで不測の事態を免れることができる可能性があります。このように鼻尖吊り上げ術の修正は決して簡単なものではなく非常に手間がかかる手術です。できるだけ自然な形になるように自分自身も知識をつけておくことでカウンセリングの際に意見をいうことができますし、再度失敗することを防ぐことが可能です。また違和感に気づいたらできるだけ早くいうようにしましょう。