鼻アクアミド除去によるリスクは、取り除いた後に発生する腫れ、あるいは浮腫みが長期間続くことです。内出血も発生しますが、およそ1週間程度で目立たなくなりますしメイクなどによって隠すことが可能ですが、浮腫みは隠せないため我慢しなければならなくなります。
アクアミドは非吸収性の注入物で、ジェル状であることから自然な柔らかさ、デザインが自由にできる、吸収されないので半永久的に保つことができるなどと謳い、高さが足りない場所に用いられることが多くなっていますが、危険性が疑われており難しい注入物です。また特徴的にも、固さがないため横に広がりやすく、鼻を高くするために大量に入れるほど皮膚下で広がってぶよぶよしやすくなります。
鼻アクアミド除去を行うにも技術が必要であり、下手な医師が行ってしまうと部分的に取り残しがでてしまい、鼻の形がデコボコしてしまうことがあり、さらに修正が必要になると鼻にも負担がかかってしまうので注意が必要です。
通院期間はどれくらい？
鼻アクアミド除去の仕方はいくつか方法がありますが、鼻の穴の中を切開しスプーン状の器具を使い、丁寧に掻き出す方法が行われます。癒着してしまっている部分を無理に取り除こうとすると変形する可能性や、皮膚が薄くなってしまうリスク、出血が酷くなってしまう場合もあるため、どの程度まで掻き出すかは医師の判断が大切になります。
除去した部分はしばらく空間があくため浮腫みも起きやすく、掻き出した刺激で腫れもあります。ある程度の腫れは3週間ほどすれば引きますが、3か月経っても鼻に腫れが残る人がいて、目にもむくみが出てしまう人もいます。
鼻アクアミド除去を行いその後プロテーゼで形を整えたい人は、除去後1か月ほど経過してからか完全に腫れがなくなってから行うことになるため、ある程度長期的な通院が必要になってきます。
鼻アクアミド除去の必要性を感じていてリスクを避けたい人は、当相談所で名医のご紹介をしていますので気軽にお問い合わせください。