鼻中隔延長ＰＲＣ法は鼻を切開して中に軟骨を入れるという手術ですので、感染などの予防のためにもアフターケアがたいへん大事になります。患部がきれいに固まるように十分注意しなくてはいけません。
鼻中隔延長ＰＲＣ法の手術が終わりますとまずギプスなどで固定します。もし直後に鼻をぶつけるようなことがあっては大変だからです。ギプスの場合はどんなに最低でも丸三日間は必要です。そのあいだ、もし何かにぶつかったりしたら形が変わってしまったり、それでなくてもまだ腫れや内出血があるところ、衝撃でたくさん出血しないとは限りません。また、感染の可能性もありますから自分の手でも触らないように気をつけます。なお、ギプスは本来、抜糸のために来院する一週間後までは付けておいた方がよいのですが、仕事の都合などでどうしても三日後以降昼間付けているわけにはいかないという人は、昼間は十分気をつけながら過ごし、また帰宅して夜の間付けておく、というのが推奨されます。夜寝ているあいだにうつぶせになって鼻を圧迫したりもしがちですので、当分は注意して寝るようにします。
気になる点はすぐに相談！
なお直接患部に触らないように気をつければ、術後メイクはできますし、翌日ぐらいになるとシャワーも可能です。いずれにしても患部が濡れてはいけませんので、十分な対策をしながら行ないます。
腫れや痛み、内出血などは軽い人は三日間ぐらいで治まっていく人も多いのですが、一週間後の抜糸の際に鼻中隔延長ＰＲＣ法の手術を担当した医師に直接治り具合をチェックしてもらう機会がありますので、その時に気になる点は相談することができます。抜糸が済めば患部も含めてメイクが可能になります。
その時点で腫れが残っている人でも二週間ぐらいで引いていきます。但し鏡で見て顔の外見上元に戻ったようでも、鼻中隔延長ＰＲＣ法の手術をしたのは鼻の中ですので、まだ中は腫れや傷があるかもしれません。それ以降も気をつけて生活します。完全に固まるまで数か月、あるいは一年というスパンですので、その期間が過ぎるまでは注意しておくにこしたことはありません。
当相談所ではアフターケアを含めて相談できる医師を紹介できますのでお気軽に連絡してください。