鼻中隔延長は安い病院に注意
鼻中隔延長PRC法のメリットの一つに、自分の身体から軟骨を採取しなくてもよいという点がありますが、その分割安な場合と、衛生面の厳重なチェックを行なう豚軟骨を使うためにかえって高額としている場合と両方があります。これはその病院によって違いがあります。
ただし、鼻中隔延長の手術では、安すぎる料金で患者さんを沢山引き寄せている病院がありますが、これには注意が必要です。鼻中隔延長で失敗される方の特徴については、鼻中隔延長の笑えない失敗例を7個まとめてみたで説明していますので、併せてご覧になってください。
そもそも豚の軟骨移植術って高いの?
鼻中隔延長PRC法とは豚の軟骨を用いて行なう方法ですが、料金相場は50万円から60万円というところです。比較的安い金額の病院は40万円、高めだと70万円という病院もあります。当相談所でアンケートを取ったところ、部中核延長の手術でかかった費用の相場は64万4352円でした。最高値は192万円で、最安値は34万円程度でした。
価格差は鼻中隔延長の術式のクオリティ次第だと思っていますが、値段が高ければ上手と言うわけでもありません。
単純にまったく同じ作業をするのに料金に何十万円もの違いがあるということではなく、病院の規模や設備、担当する医師の技術も違いますし、患者一人一人の鼻の様子や、鼻中隔延長PRC法によってどのくらい鼻を長くしたいのかの希望も、患者によってまったく別々だからです。
モニター料金で安くなる?
モニター料金で安くするという方法もあります。
ただしこの場合には、半永久的にインターネット上に写真が拡散されるというデメリットを覚悟してモニター依頼をしてください。後々に画像を削除しようとしてクリニックに連絡をしても、使用される画像は様々なSNSでシェアをされており、収集はつかなくなっているでしょう。
特に美容整形の手術では、画像がシェアされやすく、クリニック側にはその責任はありません。モニター審査をされる方は十分に注意して、医師選びをしてください。
軟骨の種類で料金は変わる
PRC法に限らずその希望によってどのくらいの軟骨を使用することになるかでも料金もずいぶん変わってくるものですので、事前に病院としっかり打ち合わせをすることが不可欠です。当相談所では名医を紹介しておりますので、このような点も安心して相談できます。
なお、こういった手術ではモニター料金というものがあります。術後モニターとして使用になるという条件で手術代自体がずいぶん割安になるコースを設定している病院もありますので、それを希望する人は検討してみるのもいいです。
病院によっても料金は変わってきます
鼻中隔延長PRC法の手術に際してはまず麻酔によって料金が異なることがあります。
相場料金と比較してどれだけのクオリティの手術を提供できているかで、クリニックを評価するべきだと考えています。
病院の質は料金によって図ることができると考えられるのは、手術時間が長く、医師の技術が高い場合には、料金がぐっと上がるケースが考えられます。
鼻中隔延長術でも、100万円を超える料金で提供しているクリニックは、このケースが考えられます。
麻酔の料金
全身麻酔ですと10万円前後、静脈麻酔ですと3万円から5万円が料金相場ですが、最初の料金提示にはこの分が入っておらず後で追加料金になる、ということもありえますので前もって確認しておきます。
手術方法は鼻の前面から切開するオープン法と、鼻の中から行なうクローズ法があります。クローズ法は技術的に難しいため、これを選ぶと割高になることがあります。
手術を受けた後は一週間ぐらいで一度来院し抜糸を行ないますが、そのあともしばらく腫れが続いたりしてまた何度か病院を訪れる可能性もあります。そういう一連のアフターケアがそもそも最初の料金提示にすべて含まれるかどうかでもまったく違いますので、事前に確かめておくことが大事です。
なお、他の病院での手術の修正の場合は多く費用がかかるのが普通です。