鼻孔縁形成術は、鼻の孔の縁が人よりも少ないせいで上に上がってしまい鼻の穴が見えてしまう人や、逆に鼻孔縁の皮膚が厚くて下に下がってしまうことで鼻の穴が重くかぶさって見える人に適した施術です。
術式には鼻の形状によって2通りの方法で改善していきますが、鼻孔縁の皮膚が少なくて鼻の穴が見えてしまう場合には鼻孔縁下降術、鼻の穴がかぶさって見えてしまう場合には鼻孔縁挙上術で鼻の穴を目立たなくしていきます。
鼻は顔の正面にあって目立ちやすいため、施術を受けることで印象がガラッと変わることがあります。
では、鼻孔縁形成術におけるダウンタイムはどれくらいなのか気になるところです。
大掛かりな施術になればなるほどダウンタイムは長くかかるため、しっかりと把握しておくことをおすすめします。
また、料金相場やリスクなどについても同じように理解しておくと、いざ施術を受けようと考えた時の参考になりますのでダウンタイムと同じく知っておくのが望ましいかと思われます。
アフターケアの注意点
鼻孔縁形成は不自然な形にならないよう繊細な作業が必要ですし、傷が目立たないように鼻腔内から展開させることになるため、技術が伴わない医師が行うと失敗し、左右のバランスもとれなくなる懸念があります。
鼻の穴が上方を向いていて正面から鼻の穴が見えるような状態、横顔でも不自然に上向いている鼻の穴が確認できるような状態の人に自然な形の穴に形成する方法で、皮膚を継ぎ足す必要があります。鼻毛のない部分の皮膚を表に出すように展開した後、耳介の皮膚と軟骨を一緒に採取して移植することで緩やかなアーチになるよう鼻の穴を整えます。
手術を受けた後にアフターケアを怠ってしまうと、傷口が感染してしまったり綺麗な仕上がりにならないことがあるためとても重要です。経過観察をしっかりと行ってくれない医師だと、納得できない形に仕上がってしまう可能性があるため、鼻孔縁形成の医師選びは大切で、希望する形を実現するためには術式に慣れていることが求められます。
喫煙者は要注意です
鼻孔縁形成術のダウンタイムは、2週間ほどとされています。
強い腫れや痛みが出るピークは2~3日ほどで1週間から10日ほどすると徐々に腫れも落ち着いてきますが内出血がある場合には腫れが長引く恐れがあります。
術後3~5日ほどはガーゼで固定しますので施術部位以外のメイクは当日から可能です。
鼻孔戦に余裕を出すために歯なの皮膚を軟骨や骨から剥がすことで鼻孔以外にも鼻尖や鼻筋にまでむくみが出ることがありますが1~3ヶ月ほどで落ち着き完成には4~半年ほどかかると思ってよいでしょう。
鼻孔縁形成術におけるダウンタイムでタブーとされるのは喫煙です。
喫煙は、タバコのニコチンに血管を収縮させる作用があるために血流が悪くなることで傷の治りも悪くなってしまいますので、術前の2週間前から術後1か月は禁煙するようにしましょう。
鼻孔縁形成術の料金相場は30~60万が目安とされています。
リスクについてですが、施術によっては鼻の穴が左右非対称になってしまったり不自然な形状になってしまうことがあります。
切開や縫合を行うことで傷跡が残ることもリスクといえますので、施術を受けるときには良く検討した上で受けるようにしましょう。
ヘタな医師にあたらないためには
鼻孔縁形成は鼻の穴の中を切開するクローズ法で行われるため、視野が狭くなるので暗い内側でも良く見えるようにする装置などが必要となってきて、鼻の穴のラインが上方に引きつれている部分を上手く目立たせないようにするためには、皮膚と軟骨を適切な位置に移植する技術も必要です。
人によってはきちんと固定できずにずれてしまうことがありますが、手術後数日であれば切開しなくても修正できる可能性があります。アフターケアを大切にしていない医師のもとではずれの発見も遅れてしまうので、修正のための手術が必要になってしまう可能性があります。
下手な医師が手術をすると変化を感じなかったり、穴がせばまってしまう、傷口が膿んで腫れがなかなかひかない場合もあります。移植した皮膚がずれないように、内側からガーゼで固定する場合も、やり方が悪ければ固定の意味をなさないものになるため、アフターケアにも慣れていることが不可欠です。
鼻孔縁形成で左右差が出たりしないためにも名医による手術が大切で、当相談所では名医のご紹介を行っていますから、お気軽にお問い合わせください。