鼻孔縁形成は、鼻の穴のまわりの縁の形を整えることで、思い通りの小鼻にする効果があります。
正面から見た時に鼻の穴が目立ってしまう人や、小鼻が長かったり厚い人に適しています。
鼻孔縁形成には大きく分けると、鼻孔縁下降術と鼻孔縁挙上術（鼻孔縁切除術）の2つがあります。
鼻柱下降術は鼻孔の前部分に裏側から耳介軟骨を縫合することで、鼻の穴見えている部位を隠すことができます。鼻の穴が大きくて目立ってしまっている人には、横顔を品良く見せる効果が期待できます。
鼻孔縁挙上術（鼻孔縁切除術）は、小鼻の縁に沿って、鼻の穴の横にある余分な皮膚と軟部組織を切除してスマートにさせます。
小鼻縮小術を受けて失敗して、厚くてくびれができてしまった目立つ小鼻を修正する効果もあります。
費用はだいたい25万円〜35万円で、成功すれば鼻の穴を小さくさせて品のある顔に変えられるのがメリットです。
ただし、手術にリスクはつきものなので油断しないようにしましょう。
左右のバランスは大丈夫？
鼻孔縁形成を行うことで、ぶた鼻を治したり、鼻のシルエットを美しくする効果が得られます。
鼻柱下降術は鼻の穴が丸みえの人に適していて、鼻孔縁挙上術（鼻孔縁切除術）は鼻翼（小鼻）が鼻にかぶさってしまっている人に効果が期待できます。
鼻孔縁形成の失敗で起こりやすいのは、左右の鼻のバランスが悪くなってしまったり、傷跡が目立ってしまう、軟骨が吸収されて後戻りしてしまう、感染症が起きてしまう、などです。
軟骨の吸収は、自家組織移植を伴う手術では起こりがちなことです。体は元どおりの形状に戻ろうとする力が働くので、元に戻って手術の効果がなくなってしまう可能性があります。
左右差や傷跡が目立ってしまうのは、医師の腕によるものです。
患者と医師の間で仕上がりのイメージが共有できていないと、納得いかない仕上がりになってしまうことが多いです。
こういった失敗を防ぐためにも、美容整形の相談所を活用して情報収集しておきましょう。