鼻尖形成術では軟骨を中央に寄せたり、脂肪を除去するので、アフターケアが重要になります。軟骨が落ち着くまで鼻ギプスをつけるので、これを自己判断で外してしまうのはNGです。
手術後3〜5日は患部を除いた頰などを冷たいタオルや、タオルの包んだアイスノンなどで冷やすと良いです。タオル。ハンカチ、フェイスタオルで包まないと冷やしすぎになってしまうので気をつけましょう。
適度に冷やすのがポイントで、感覚がなくなるほど冷やす必要はありません。1日中ではなく、時間を空けて冷やすと腫れを抑えるのに役立ちます。
もし内出血がでてしまったら、腫れが引いた後に温めたタオルを局部にのせると良いです。腫れが引かないうちにやってしまうのはダメですが、腫れが引いた後であれば患部を温めることで内出血をはやく治すことができます。
蒸しタオルなどを使っても良いですが、その場合には火傷をしないように温度を確かめましょう。
鼻尖形成術は術後のアフターケアが大切です。
施術後の過ごし方について
鼻尖形成術の後には、表情にも気をつけたほうが良いです。笑ったり鼻にしわを寄せる表情を作ると無意識に鼻に力がかかってしまうので、なるべく無表情を保つようにしましょう。こうすることで腫れやむくみを抑えることができます。
洗顔は鼻以外なら手術当日から洗っても良いですが、局部は濡らさないように注意しましょう。また、頭を下げ過ぎると血液が顔になだれ込んで腫れやむくみの原因になるので、頭は心臓よりも高い位置を保つのが望ましいです。
そのほか、食事は普通にとって大丈夫ですが、刺激物は血行を促進して腫れの原因になるので避けるようにしましょう。
化粧のアフターケアでは、目元のメイクを濃くすることで手術した鼻に注目を集めてしまうのを防ぐことができます。
鼻尖形成術では軟骨が落ち着くまでのアフターケアが成否を分けるポイントになるので、医師に指示された期間はギプスをとらないようにしましょう。
アフターケアについて疑問がある場合にも、美容整形の相談所を利用してみると良いです。