人中短縮(鼻下短縮)という美容施術を受けることで、鼻の下の間延びしたような印象を解消する効果が得られます。
鼻の下部分とは、鼻の下先端部分から、上唇の上先端部分までの間の皮膚のことです。ちょうどヒゲが生える場所になります。この部分の距離が縦に長いと、オランウータンやチンパンジーのような表情に見えるという欠点を持っています。若々しさが失われてしまうといった問題も生じます。
馬やロバの顔も鼻下部分が長い特徴を持っていますが、この特徴を持つことで、顔が縦に長く見えやすい、だらしなく感じられるという悩みが生じやすくなります。
人中短縮(鼻下短縮)を受ければ、この問題が解消されます。また、メスを使った美容施術に該当しますので、半永久的な効果が得られるというメリットもあります。口元が上に引き上げられますので、若々しく、魅力的な顔立ちに見せることが可能です。
術後に抜糸をしますが、約1週間が経過した後に取り除きます。
施術に向き不向きはある?
人中短縮(鼻下短縮)を受ければ、まず元に戻るようなことはありません。半永久的に、鼻の下が短い状態の効果が持続します。
鼻下が間延びしている日本人は多くいますので、理想的な美容整形だといえますが、人中短縮(鼻下短縮)にはリスクがあります。
鼻下の皮膚はとてもデリケートで、傷を負うと元に戻すのが大変です。この部分にメスを入れることで、傷跡が残りやすくなるのが難しい部分です。
上顎の歯茎が長い人にも向かない手術です。前歯に覆いかぶさっている皮膚の部分が短くなりますので、笑った時に歯茎が露出する面積が大きくなり、目立つようになります。鼻の穴の形が変化するリスクもあるため、施術を受ける前に術後に得られる効果について、よく確認しておくことが重要になります。
特に慎重になりたいのが、人中短縮(鼻下短縮)では修正が極めて難しいという事実についてです。半永久的な効果はありますが、失敗しても元に戻すことができず、その状態で過ごし続ける結果になります。