鼻骨骨切り幅寄せ手術は、鼻筋の太さが気になる場合に鼻の骨の幅を狭くすることで鼻筋を細くきれいに見せることができる施術です。わし鼻の修正手術をした際にも、鼻筋を細く整えるためにこの術式が行われることがあります。鼻骨骨切り幅寄せ手術の内容としては、鼻の内側に部分麻酔をした後に、鼻の穴の内部の皮膚を数ミリ切開し、鼻骨にノミで数か所の切れ込みを入れて骨を鼻の中央に向けてずらした後に、皮膚の上からギプスをはめて固定します。そのまま一週間ほど固定して鼻筋を寄せることで骨を安定させます。鼻の穴の内部を切開する手術のため傷口は目立ちません。鼻の根元を細くしたい場合や、鼻を小さくしたい場合に有効な方法であり、その効果は半永久的に持続させることができます。アフターケアとしては、傷が鼻の穴の中なので、鼻を強くかむなどは傷がしっかりとふさがるまでは止める必要があります。また鼻の皮脂が多い人はギプスがずれてしまう場合があるので交換が必要になる場合があります。
術後のスキンケアについて
鼻骨骨切り幅寄せ手術は、鼻の穴の中からノミで鼻の骨に切れ込みを入れて、鼻の中央に骨を寄せることで鼻の根元を細く見せます。このように骨を切る手術は、ほかの術式と比べて腫れや内出血などの影響が強く出やすい特徴があります。鼻骨骨切り幅寄せ手術の場合には、ギプスをはめているので鼻の腫れはあまり見られないうえに隠れるので目立ちませんが、その分鼻に近い目の周囲に腫れや内出血の症状が出ることがよくあります。これは目の周囲の皮膚が薄いことが関係していますが、まぶたがしばらく腫れるといったことが起こります。強く腫れが出た場合には、おおよそ一種間ほど腫れが引くのにかかります。アフターケアとしては、洗顔や髪を洗う場合には、ギプスをはめている間はなるべく手術部位が濡れないようにする必要があります。頬など手術部位以外の場所に泡を載せて軽く擦り、濡れタオルで拭き取ったりするか、手術部位に水がかからないように注意して洗い流すことが大切です。