小鼻縮小術は鼻を小さく見せるための美容整形術です。小鼻縮小術では鼻の穴と鼻翼の一部を切り取り縫合することで鼻の形を変えるというものです。切除するのは数ミリ程度ですが、わずかな切除でも鼻の形は大きく変わります。また切除する場所によって縫合場所が変わってきますが、鼻の内側から切除する場合には傷跡が目立たないメリットがありますが変化させられる形が限定されます。また外側を切除しても鼻の溝にかけて縫合するため、それほど縫合跡が目立つといったことはありません。
いずれにしても小鼻縮小術では鼻の穴を縮小させたり、鼻翼を縮小するといった効果が期待できます。また手術時間も切除を伴う手術ですが、30分程度で済ませることができます。また鼻を小さくすると同時にプロテーゼなどを挿入して鼻筋を整える隆鼻術を組み合わせることで鼻の形を整えることができます。
一方でリスクとしては、思ったような形にならないといったデザイン的な理由や切開をともなうため感染症のリスクなどがあります。
信頼できる医師に依頼しましょう
小鼻縮小術のリスクとしては、外側からの縫合の場合には、傷跡が目立つといったケースがあります。内側から縫合する方法では正面からは見えないので縫合跡は目立ちません。ただ外側でも鼻の溝に沿って縫合されるのでよほど未熟な医師でないかぎり大きく目立つような傷跡にはなりません。一方で縫合技術が未熟な場合には縫合場所が剥離してしまうケースがあります。これは糸で組織を引っ張っている関係で起こるもので特に外側へ戻ろうとする力が働くためです。また医師の技量によっては当初のデザイン通りの形にならないケースも考えられます。特に経験の浅い医師の場合には組織の特性を理解していない場合があり、無理に組織を縫合することで、いびつな形になるリスクがあります。
また組織を切除して縫合するという手術であるため、一度小鼻縮小術を行うと元の形に戻すことはできませんし、修正するのが難しくなります。このため経験が豊富で信頼できる医師に依頼する必要があります。