鼻翼縮小術を受ければ、横に広がった鼻をコンパクトにすることが可能です。横に広がると鼻が大きく見えたり、鼻の穴が目立ってしまうようになります。あまり美しい状態とはいえませんが、この欠点を克服するために注目されているのが、美容整形の鼻翼縮小術です。
鼻翼縮小術には、メスを入れる方法と、切らない鼻翼縮小術、注射器を使った施術の3つに大別されています。切らない鼻翼縮小術とは、糸を使った施術方法です。傷跡が残りにくいのがメリットです。
メスを使わない施術ですが、切らない鼻翼縮小術でもきちんとしたアフターケアが欠かせません。やってはいけないアフターケアも存在しますので、注意しましょう。
施術を受けた後には、入浴や飲酒、運動を控えるようにしてください。3日くらい控えるようにしますが、3日よりも長くなる場合もあります。この点は施術を受けた美容クリニックによって指導の仕方が異なってきますので、美容クリニックの指示に従ってください。
傷口を早く回復させるには
なぜ、切らない鼻翼縮小術のアフターケアで入浴や飲酒、運動がタブーになっているかというと、これらは施術した部位に腫れや内出血を起こす原因になるからです。
これら3つの行動の共通点は、血行を促すことです。身体が温まって、身体中に血液が活発にめぐるようになります。通常であれば健康によいものですが、切らない鼻翼縮小術を受けた直後の鼻は、皮膚や毛細血管などの組織が少し傷ついている状態で、出血しやすくなっています。
この状態で血行を促してしまうと、毛細血管から出血をしたり、腫れの原因を引き寄せる結果になります。傷口の回復力が弱まる可能性もあります。
そのため、施術後数日間は、入浴や飲酒、運動を控えるのが基本です。マッサージも血行を促進させる行動ですので、やめましょう。
切らない鼻翼縮小術は身体に負担の少ない施術方法であることから、アフターケア自体は普段通りに過ごしやすい内容になっています。シャワーや洗顔、メイクなど、当日からできるようになります。