鼻を高くすることが目的で鼻プロテーゼを挿入したけれど、仕上がり気に入らなかったり、鼻先が腫れる、鼻先の皮膚が薄くなるなどのトラブルが起き、その際に鼻プロテーゼ抜去手術をします。鼻プロテーゼ抜去手術をすらことによりトラブルを解消し、挿入前の鼻の形に戻すことが出来ます。プロテーゼを挿入している期間が長いと組織と癒着している可能性が高くなる為、難易度が高くなります。プロテーゼにはI型とL型がありL型の方が抜くのに時間が掛かります。
挿入手術よりも抜去手術の方が短時間で終わることが多いです。前回の切開部を再度小さく切開し鼻腔内から抜去するので、傷跡などは外見的にはわかりません。
そして術後ダウンタイムです。術後の過ごし方や少し気を付けるだけで個人差はありますが、ダウンタイム期間も変わってくるので、安静に過ごすことが大事です。抜去手術だからと安易に考えず、クリニック選びや過ごし方など挿入手術と同じ様に考えることがとても大切です。
手術後の過ごし方について
鼻プロテーゼ抜去手術の具体的なダウンタイムについてです。大きな腫れは手術後2～3日でひいていきますが、一週間程は残ります。お化粧は手術直後から出来ます。
手術後の内出血は稀に起こることがあります。内出血が起こると鼻の周囲や瞼、頬などが紫色や黄色の状態になります。個人差はありますが通常約1週間から2週間で自然に吸収されて無くなります。
手術後の痛みに関しては、鈍い鈍痛などを感じる方がいますが、そちらも数日で無くなっていきます。
ダウンタイム時の過ごし方で気をつけなければいけないことは、手術後に鼻出血を起こす場合があるので鼻の穴に指先などを入れないようにして下さい。そしてとにかく安静に過ごすことです。一番は手術後2～3日は寝て過ごすといいです。そして身体を温めないことです。湯船に入ることや、飲酒などを控えることで腫れや内出血を早く消失出来ます。鼻のマッサージなども避けて下さい。鼻プロテーゼ抜去手術にも高度な技術が必要です。失敗の可能性を低くする為にも慎重なクリニック選びが大切になります。当相談所では名医のご紹介を行っていますのでお気軽にご連絡下さい。