おでこ・額に骨セメントの特徴
ペーストしたハイドロキシアパタイトは変形したり、吸収されたりすることがないので半永久的に効果を持続させることができます。冠状切開して、ペーストし、縫合した場合には髪の毛で隠れるとはいえ、大きな傷ができてしまうこと、大きな腫れが2週間ほど続くというデメリットがあります。
額セメントを入れる場合には、切開する方法ですので当然全身麻酔になり、費用も高額になります。アパタイトの様に、前頭骨を露出せずに小さく切開をして液状の人口骨を流し込むという方法もありますが、凹凸ができたり、形が崩れたりするデメリットがあります。
液と粉をベースにして混ぜ合わせていくため、微妙な調整も可能になりますが、肌になじみやすくなります。
アフターケアのポイント
アフターケアにトラブルをなくすためにはレントゲンを使って術前にきちんとカウンセリングをしてくれるドクターを選ぶこと、模型を作ってくれるなど説明義務をきちんと果たしてくれるドクターを選ぶことです。
術後のアフターケアがきちんとできるクリニックであれば、修正も可能になります。
セカンドオピニオンを利用したり、極細糸を使用している、顕微鏡を使用しているなど、手術に細心の注意を払っているドクターであることが大切です。
再手術する場合には再度切開し、骨を削る必要がありますし、骨セメントを削るだけでなく追加したり、取り替えたりする必要も生じることになりますので、より高度な技術が必要になります。
手術前にきちんとシミュレーションをしてくれるドクターで、全身麻酔をしてくれるクリニック、アフターケアにもきちんと時間をとってくれるクリニックを探してきちんとカウンセリングを受けてから手術することが重要です。
感覚異常を起こす場合もありますし、神経麻痺などの症状がおこる場合もありますので、リスクについてしっかり説明してくれるドクターであることが大切です。