美容クリニックで利用することができる美容整形には色々な種類がありますが、その中のひとつである上瞼・下瞼の脂肪注入は目元のしわやたるみを改善することができるということで人気を集めています。注入する脂肪も自分のものを利用するので拒否反応などもなく利用することができますし、注射器で注入するだけの簡単な手術となっているので気軽に利用することができるというところが人気の秘訣となっています。
そんな上瞼・下瞼の脂肪注入は簡単に目元の皮膚トラブルを改善することができるというメリットはありますが、当然リスクもあります。なので何の問題もなく利用することができると思って施行してもらうと思わぬトラブルを起こしてしまうという事もあるので、施行を検討する前にしっかりカウンセリングをしてデメリットやリスクを把握しておくことが大切になります。
施術する際のリスク
では、上瞼・下瞼の脂肪注入を施行する際のリスクとはどのようなものがあるのかというところですが、死活・老化細胞を含む所謂コンデンスされていない脂肪を注入する場合はコンデンスされているものと比較して定着率がやや悪くなっているというところです。それ自体は仕方ないのですが、定着するまで何度か施行を繰り返さなくてはいけない場合もあるので合併症を起こしてしまう可能性が高まりやすくなっているのです。ちなみに上瞼・下瞼の脂肪注入の合併症として知られているのが皮下出血やしこりであり、顔面に施行するものなので非常に目立ちやすくなっているというところはひとつのリスクとして考えることができます。
そしてコンデンスされている脂肪の注入の場合は長期間保持することができますがそれ以外では短期間となっているので、徐々に皮膚がたるんできてしまうというところもデメリットです。そうなってくると目元が崩れてしまうことになるので非常に目立ってしまいますし、その点もひとつのリスクとして検討しなくてはいけないポイントとなっています。