眼の下のクマやたるみが気になる場合にハムラ法・裏ハムラ法というのがあります。ハムラ法が目の下の皮膚を切開してたるみを取るのに対し、裏ハムラ法なら切開は必要ありません。下まぶたの裏側の結膜に穴をあけて、余分な眼窩脂肪をくぼみに移動させるのです。
ハムラ法にするか裏ハムラ法にするかは症状によって決めることになります。目の下のたるみが比較的軽い人は裏ハムラ法でも充分たるみ解消が行なえます。切開しないため傷跡が残ることもなく、体への負担も少なくて済みます。
ダウンタイムも短い
切ることがないのでダウンタイムも短めです。ただ、個人差があり、人によってはダウンタイム期間に痛みがあったり、腫れや内出血が出ることがあるので、アイスパックや冷えたタオルで冷やしたり、クリニックで痛み止めをもらったりしてアフターケアを行なうようにしましょう。
手術の際には局所麻酔や静脈麻酔を行なうので痛みがなく、術後も痛みを感じるケースはほとんどありません。
ただ、安さだけでクリニック選びをしていると太い麻酔針を使われたり、処置が雑なことも多く、痛みが強く出るケースもあります。
切開することはないとはいえ、裏ハムラ法は非常に高度な外科技術が必要となるのです。難しいだけでなく、最近登場したばかりの新しい技術でもあるため取り扱っているクリニックはまだあまり多くありません。しかしその中でも症例数が多く裏ハムラを専門で行なっている医師を探し出すことがリスクを減らすために重要です。
アフターケアも万全なクリニックを選ぶ
粘膜に穴を開けるため腫れがひどくなる場合もあります。アフターケアも万全なクリニックを選ぶようにしましょう。
術後のダウンタイムは出かけるときはめがねをかけるなどし、運動や飲酒は避け、血流がよくなることがないよう安静に過ごすようにしましょう。一度行なえば理想の目元が一生手に入るというメリットがある一方で切断することなく脂肪移動を行なうだけなので、効果がなく高いお金を払ったのに効果がなかったという場合もあります。事前カウンセリングで希望イメージを医師ときちんと共有できるようしっかり話し合いましょう。