額を丸くし、彫りが深くする効果
美容整形において、「西洋人の様な彫りが深い顔」を希望する方は決して少なくありません。ここで、「彫りが深い」というと、目や高い鼻、ぷっくりとした唇などを連想する方も多いですが、実は重要な位置を占めるのがおでこの形です。
実は、西洋人と東洋人ではおでこの形が全く違います。西洋人と東洋人の写真を見比べてみると、一目でわかるぐらいに、西洋人のおでこはまるくて出っ張っています。そのおかげで、顔全体に「彫りが深い」という印象を受けるのです。
ですので、おでこにシリコンプロテーゼなどを挿入することで、おでこを丸くかつ綺麗に出っ張らせて、顔全体を彫りの深い状態にする美容整形があります。
しかし、ここで一つの問題が浮かんできます。おでこは、目や鼻、顎といった部位と比べて、施術後のイメージがわきにくい、という点です。自分の写真で整形手術後の状態をシミュレーションすることもできますが、それでもとっつきにく部分があります。
そこで、施術前に、「ヒアルロン酸を挿入して、疑似的に施術後の状態を作ってみる」ということが、病院やクリニックによってはしてもらえます。手術は不可逆的ですが、ヒアルロン酸の注入であれば、もし自分のイメージと異なった場合でも時間がたてば元に戻りますので、手術後後悔する、ということもありません。
注意点
また、おでこの美容整形において、一緒に鼻も手術しないといけないケースがある、ということも頭に留めておく必要があります。
おでこだけをいじってしまうと、鼻とおでこのバランスが悪く、おでこから鼻が生えている様な外観になってしまう恐れがあるからです。そういった杞憂は、施術前の写真などで入念にシミュレーションを医師と行うことで回避しましょう。