失敗例を解説
鼻中隔延長術(肋軟骨)は鼻先を高くしたり角度を下向きにさせることが比較的行いやすい手術方法であり、ブタ鼻が気になっている人に適した手術法であるといえます。経験がある医師が行わないと失敗するリスクがあり、手術した当初は安定しているように見えても、5年から10年程度経過してからズレや歪みが生じてくる場合があります。加齢により皮膚や筋肉にも変化が出てくるとより悪化して見えてくるため、再手術が必要になってしまうことがあります。
サイズが合わないものを挿入してしまったり、皮膚が足らずに引っ張られることで変形が起きやすく、移植する際にきちんと計算して行ってくれる医師にお願いすることでリスクを減らすことにつながります。
鼻中隔延長術(肋軟骨)は鼻の穴から切開して行うことがほとんどであるため、目立つ傷跡が残りにくい方法ですが、技術がない医師が行うと鼻先に肋軟骨を入れたことが分かるような不自然は鼻先にされてしまう可能性もあるため、クリニック選びは慎重に行うべきです。
肋軟骨の鼻中隔延長術に失敗、鼻先の圧迫が起こるのはなぜ?
肋軟骨の鼻中隔延長術を行うと、鼻先の圧迫が生じることがあります。硬い軟骨を使用していくことによって起こるリスクが高まってしまいますが、軟骨の硬さは、手術で軟骨を採取してみなければわかりにくいものになっているため、満足が行く治療を行えた人でも圧迫を生じることがあります。そのため、圧迫を取り除くようなアフターケアをしっかりとしてくれるようなクリニックを選択して治療してもらうことが大切です。
ポリービーク(PollyBeak)になることもある
肋軟骨の鼻中隔延長術は、ポリービーク(PollyBeak)と呼ばれる、鼻を横から見たときに鼻がオウムのくちばしのように鼻の先が盛り上がったような状態になってしまう症状になることもあります。きれいになることを目的にする治療ですが、逆に不細工になってしまうこともあるため、治療技術がよいことが有名な医師を探すことが重要です。また、ポリービークになったときに、保障をしてくれるところも探す必要があります。
軟骨の吸収が起きてしまうこともある
肋軟骨の鼻中隔延長術は、治療に使用した軟骨の吸収が起きてしまうことがあります。すぐには吸収されることがありませんが、徐々に体に軟骨が吸収されていくことがあるため、鼻の形が変化していくことがあります。変化した場合には、修正する必要があり、修正するために軟骨をとる手術は、軟骨が体の組織と癒着した状態であるため、手術が難しいものになっているため、リスクを考えて治療をすることが大切です。
おすすめなこと
肋軟骨の鼻中隔延長術は、豚鼻と呼ばれるような鼻の穴が他人に見えやすいような状態の鼻を治療することが可能になっています。自分の軟骨を使うため、アレルギーなどを生じるリスクを低くできるため、人気の治療法になっています。しかし、軟骨ならではのトラブルが発生することもあるため、注意が必要です。また、治療方法によって、形が変な鼻になることもあるため、治療が上手であると評判がある医師を探すことをおすすめします。
手術の名医はどう探せばいい?
鼻中隔延長術(肋軟骨)で失敗してしまうと、不自然な高さになったり、鼻先に移植した肋軟骨の位置がずれてしまうことがあります。感染症により炎症を起こすと腫れが酷くなり、傷口が膿んでしまう場合があります。
肋軟骨は自分の体から採取することが多く、バストの下から3cm程度切開して採取を行います。この位置から採取すると傷跡が目立ちにくくなる利点があり、拒否反応も少なく定着しやすくなります。バストの下を切りたくない人は、ブタの肋軟骨を用いて手術を行っているクリニックを選ぶと良いです。ブタは人との親和性が高く、人への移植に向いている動物です。
施術時間は約60分ほどかかり、術後ギプスやテーピングによる固定が行われます。きれいな仕上がりにするために欠かせず、強い力が加わらないような配慮も同時に必要で、睡眠時もできるだけうつぶせ寝などは控えたほうが良いです。
半永久的な効果が期待できる鼻中隔延長術(肋軟骨)で失敗し、修正が必要にならないようにするためにも、ご希望の方に名医のご紹介が可能ですから、気軽に当相談所にお問い合わせください。