本音で言うと全切開の腫れはどのくらいなのか?
何故、「本音」と付け足したかというと、美容外科の多くのホームページには都合の良い言葉ばかりが並べられ、全切開はすぐに腫れがおさまるとも書いてあるためです。
それを見ると確実に、誤解を生みだしてしまいます。
全切開のダウンタイム、腫れが数日で引く可能性は少ないのです。
ちなみに、腫れの長さで技術を図る事は一概には出来ません。
腫れる腫れないについては皮下組織の処置を多く行えば腫れます。ただし、無駄に傷つけてしまうと無駄に腫れも長引いてしまいます。
よく切開法でも取れてしまう方がいらっしゃいますが、しっかりと癒着ができない事によるためで、ROOFの切除がしっかりと出来ない医師が非常に多いです。同じ全切開でもさらに、ROOFや眼輪筋の処置までを行える医師を選択しなければ失敗する可能性が高まります。
ほとんどの医師が全切開でも、皮膚と眼窩脂肪しか処置せずに簡単に手術を終わらせているのが現状ですので、出来れば全ての処置を行ってくれる医師を選択することが理想です。
簡単に切開して縫合だけして全切開を終わらせて、「はい、腫れてませんよね?」では、決して満足のいく全切開の効果は得られません。つまり15分で終了してしまうような全切開をするのは内部処理を行わないモチベーションの低い医者でしょう。
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