でべその整形をへそ形成術と言います。
これにより、一般的に採択されているのは梶川法といったへそ形成術です。
梶川法は、でべその部分にS字状の切開線をデザインし、左右の皮弁を挙上作成します。深部にあるヘルニア門を閉鎖し、挙上した皮弁を縫合して袋を作成します。この袋を翻転し、腹壁に縫合しへそを形成します。
また別のアプローチでは、表面をカットして形よく縫合するという方法も取られています。
へそ形成術は日本人には少なからずいらっしゃる、でべその方のコンプレックスを解決できますのでよく行われています。
ちなみに、潜在的に「臍ヘルニア」という病気を合併しているものがあるので、併せて診察する事が必要です。
この手術の失敗例として考えられるのは、後戻りです。
でべその再発が起こるとまた手術をしなければならないので、一回で終了してもらえるように、クリニック選びで気を付けなければならない点があります。
たとえば形成外科医が手術をすることはもちろんですが、細い吸収糸で中縫いをするなどの処置が必要となります。
中縫いをすることで癒着が起こるまでしっかりと形状を保ってくれますから、術後の再発確率をぐっと下げることができます。
S字形成、梶川法などが一般的に行われている方法です。
美容外科の場合はクオリティを求められる方が来られていますので、ご希望の方はご相談ください。
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