A→Dも可能だが失敗例もある
美容外科で受けられる豊胸手術には、色々な術式があります。
中でも豊胸バッグは3カップもバストアップできる事から、バストのサイズを大きくしたいという方に選ばれる術式です。
豊胸バッグはシリコンをバストに挿入し、バストアップ効果を得られる豊胸手術で、1回の施術で効果は半永久的に続きます。
また、挿入するシリコンの形によって、見た目が変わるのも豊胸バッグの特徴です。
お椀を伏せたようなラウンド型のシリコンは、バスト全体に丸みを作る事が出来ます。
ふっくらとしたバストを作りたいという方に、ラウンド型の豊胸バッグはおすすめです。
ただ、豊胸手術は失敗してしまうリスクもあるので、ラウンド型の豊胸バッグを受ける際は、事前にどのようなリスクが起こりうるのかチェックしておきましょう。
リップリング
リップリングが起こる理由とは?
リップリングはバッグを挿入する豊胸術を行ったさいに発生する可能性のあるもので、バストに突起やしわが発生するというものです。発生の原因としてはバッグが正常な形や位置にないといったことが挙げられ、また身体の変化によっても現れます。このため多くは術後、一定時間が経過して現れます。
リップリングはどのような形のバッグでも発生するリスクがありますが、特に体形に合わないような無理な豊胸を行ったさいに発生するリスクが高くなります。
特にラウンド型のシリコンで起こりやすいのが、「リップリング」です。
リップリングはバストに挿入したシリコンが、皮膚表面から透けて見える後遺症の事を言います。
バストが波打ったりデコボコになってしまうので、バストに何か入れているとすぐに分かってしまいます。
特に痩せ形でバストに元々脂肪が少ないという方の場合、ラウンド型のシリコンを挿入するとリップリングが起こりやすくなるので注意が必要です。
カプセル拘縮
ラウンド型の豊胸バッグの失敗、「カプセル拘縮(被膜)」ってどういう状態?
この他に起こりうる失敗としては、「カプセル拘縮」も挙げられます。
カプセル拘縮はバストが固くなってしまう症状で、バストに挿入したシリコンの周りを硬い膜が覆う事で起こります。
カプセル拘縮を予防するには、スムースタイプの豊胸バッグの場合には丁寧なマッサージが欠かせません。
また、使用するシリコンの素材によっても、カプセル拘縮を予防出来ます。
このように、ラウンド型の豊胸バッグには失敗もつきものです。
施術を受けるという際は、できるだけ豊胸手術に精通しているクリニックを選びましょう。
乳腺下や大胸筋筋膜下によって、カプセル拘縮(被膜)のリスクは変わらない。
バッグ挿入による豊胸術で共通しているリスクが、リップリングとカプセル拘縮(被膜)です。カプセル拘縮(被膜)は、身体が異物であるバッグを体内に取り込もうとして周辺に被膜を形成するというものです。被膜が形成されると周辺が固くなり、不自然さが増します。このためカプセル拘縮(被膜)を避けるためにはバッグ挿入後のアフターケアが重要で、定期的なマッサージを行う必要がありますが、それでも数%の確率で現れてしまいます。
豊胸したことがバレる・不自然を避けるには
バッグ挿入による豊胸術でバレる・不自然に見えるといったものが現れるのが仰向けに寝た場合です。通常、バストは脂肪によって構成されているため、仰向けに寝ると平らになろうとしますが、バッグの形によっては、平らにはならず、寝ていてもその膨らみが保たれます。このため自然な感じにする場合にはラウンド型と呼ばれる円錐形のものが良いとされますが、ラウンド型の豊胸バッグでも大きいものを入れると不自然さを避けることができません。
豊胸手術では名医に依頼することが重要
豊胸手術で失敗を避け、できるだけ長くその効果を持続させたい場合には名医を選ぶことが重要です。名医であれば患者の体形にあったものを提案してくれます。ある程度のバストアップであればラウンド型の豊胸バッグが良いですし、もともとバストの大きい人には水滴型のアナトミカル型の豊胸バッグを提案されることもあります。
また将来的なリスクを避けるためにも過度なバストアップを試みないことも豊胸手術を受ける上で重要です。
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