仮性タイプと真正タイプ
陥没乳頭の手術とは、陥没してしまっている乳頭を引っ張り出して固定することで、自然な見た目にする整形手術のことです。
乳頭の陥没には、仮性タイプと真正タイプがあります。
仮性タイプの場合、乳頭に刺激を与えると出てくるのですが、真正タイプの場合には、刺激を与えても乳頭が出てこないという特徴があります。
この二つのタイプでは、仮性タイプの方が陥没乳頭の手術がしやすく、比較的簡単に固定することができます。
これに対して真正タイプの場合には、手術も困難になりがちなので、医師の技術力が必要となってきます。また真正タイプの場合には、授乳障害が起こったり、そこから乳腺炎になるリスクも高まります。
陥没乳頭の場合には、出産前に手術を行って、症状を改善しておいたほうが良いともいえます。
この手術の場合、医師の正しい知識と高い技術力が必要となってきます。
まず、カウンセリングの時点で仮性タイプか真正タイプかをきちんと見極める必要があります。
また技術力の低い医師による手術の場合、左右の乳頭の形が違っていたり、症状が改善されなったり、手術後に後戻りしてしまうなどのリスクがあります。
また傷跡が残ってしまったり、しこりが出来てしまうなどのリスクもあるので、医師選びを慎重に行う必要があります。
また、トラブルがあった場合にも、アフターケアをきちんとしてくれるクリニックであれば安心して手術を受けることができます。
手術後には内出血や腫れ、痛み
陥没乳頭の手術は切開手術となるので、手術後には内出血や腫れ、痛みが伴います。
患部が落ち着くまでには2週間から4週間程度の期間が必要となるので、その期間は医師の指示に従って安静に過ごすことが大切です。異変があったり不安がある場合には、すぐに医師に相談しましょう。

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