コンデンスリッチ豊胸の失敗
コンデンスリッチ豊胸の失敗例についてを分析していきたいと思います。相談所の体験談の中には、コンデンスリッチの手術後にトラブルを抱えてしまい、手術から1年後に修正をしたいとおっしゃられている方もおられます。
脂肪注入による豊胸術でのリスク、定着しない・吸収されるなどの代表的な失敗例と、その原因を追究することで、少しでも、豊胸手術の失敗回避につながればと思っています。
失敗その1 しこり・石灰化
コンデンスリッチ豊胸のポイントとしては、良質な脂肪細胞だけを抽出して注入するというものです。このため従来の方法に比べて脂肪細胞が死んでしまうといったことを避けることが可能です。また死活・老化細胞を除去して、健全な細胞のみを採取し、またフィルターを通して液状化することで注入をしやすくしている特徴があります。
コンデンスと言う名の通り、濃縮された脂肪を注入する事ができます。ウェイトフィルターによって、通常の遠心分離機よりも25倍程度の圧力が皮下脂肪にかかりますので、洗練された皮下脂肪を採取することはできます。
メリットだけではなくて、注入の脂肪の幹細胞の密度が低いと定着率が悪く、石灰化・しこりにつながる可能性があります。このためしこり・石灰化のリスクは最小限に抑えられますが、それでもリスクをゼロにすることは難しいとされます。
失敗その2 定着しないで吸収される
コンデンスリッチ豊胸の失敗としてよくある?定着しない・吸収される状態とは?
コンデンスリッチ豊胸は脂肪注入による豊胸術のひとつです。従来の脂肪注入の場合には採取した脂肪細胞をそのまま注入するといったことが行われていましたが、コンデンスリッチでは、遠心分離を行い良質な脂肪細胞だけを採取して注入するというものです。
コンデンスされた脂肪が体内に吸収されてしまう失敗例もあります。これは、もともとコンデンスリッチが定着率8~9割程度と言うデータにもある通り、一定の割合で定着しない脂肪があるという事です。
更に言うと、痩せ型の方はコンデンスリッチに入るスペースが無いことがあり、適応には注意が必要です。
ただ脂肪注入でのリスクとしては、脂肪細胞が定着しない・吸収されるといったことがありますが、コンデンスリッチ豊胸術では普通の脂肪注入に比べれば、そのリスクが最小限に抑えることができます。
失敗その3 バストが硬くなる
柔らかく注入するためにも、細分化注入法の技術は必要で、皮下脂肪を遠心分離して、良質なものだけを細かく細かく居れていく必要があります。それが生着するためのポイントでもあります。バストが硬くなってしまうという事は、注入技術に問題があった可能性が高いのです。
失敗その4 持続期間が短い
これは、コンデンスリッチ豊胸やセリューション豊胸で噂されている事ですが、実際には半分ほんとで半分ウソです。と言うのも、術後半年たってから、脂肪の吸収は起こらないので、注入して持続期間が短かったというのは、単に半年以内に吸収されてしまった脂肪のことを指しています。そのため、一生持つ様なバストアップは可能となっています。
失敗その5 サイズアップに不満
BMI20以下で低い方の場合、例えばライポマティックやベイザーリポ脂肪吸引を併用したとしても、採取する脂肪が少ないため、サイズアップがしづらいという点があります。幹細胞脂肪注入(セリューション豊胸)は特にそうで、痩せ形の方は施術を受けられないデメリットがあります。
そのため近年では、コンデンスリッチ豊胸と豊胸バッグを組み合わせたハイブリッド豊胸も出てきていますので、チェックしてみてください。最大5カップアップも行えるドクターもいらっしゃいます。
失敗その6 乳腺下法の豊胸バッグからだと治療が長引く
豊胸バッグからの入れ替えの方で特に乳腺下法による豊胸バッグ挿入をしていた方は、コンデンスリッチの脂肪を入れるスペースが無いことが懸念されま す。筋膜下法などであれば、皮下脂肪に脂肪を注入することで、定着を促すことも可能ですが、乳腺のスペースがぽっかりと空いてしまっている場合には、手術 が困難になります。
そして、これを知らずに無理に手術を勧めてしまうドクターが報告されており、手術の結果はもちろん、クオリティが低く失敗してしまっています。そのため、技術が低いドクターは絶対に避けてください。
失敗その7 でこぼこになる可能性
良質な脂肪細胞を用意することができても、発生するリスクのひとつがでこぼこになるというものです。これは医師の技量によって大きく影響するもので、均等に脂肪を注入できなかった場合に発生します。
また一箇所にまとめて注入することで注入した脂肪細胞が周囲をなじまずにしこり・石灰化になるリスクもあります。このためリスクを回避する手段として満遍なく注入する方法が行われますが、この場合には医師にはより高い技術が求められます。
失敗その8 痩せ型の方は手術できない
痩せ型の方の豊胸の種類をご紹介いたします。人工乳腺、ヒアルロン酸、PPPジェルなど。
つまり、脂肪注入は痩せ型の方には向いていません。
半永久的なバストアップ効果を考えるのであれば、脂肪注入による豊胸もあるのですが、痩せ型の方の豊胸としては採取できる量が足りないためです。
強引に脂肪注入で手術した結果満足が得られなかった失敗の口コミは多く寄せられています。
ただし、大量に生きた脂肪を採取できる脂肪吸引を行っている医師もおられますのでカウンセリングで名医を選ぶ必要があります。
痩せ型の方の場合には、太もも(外、内)だけではなく、腰回りからも脂肪を採取する事で十分な脂肪が取り出せる可能性もあります。
脂肪注入には、再生医療を用いたもの、コンデンスリッチファットを用いたもの、セリューションを用いたもの etc..
多くの方法がありますので、ご相談窓口にて、この辺りを説明していきたいと思います。
ハイブリッド豊胸を受ける前に失敗について知っておきましょう
人工乳腺バッグと脂肪注入の合わせ技で、より自然なバストアップが期待出来るハイブリッド豊胸。手術を受ける前に、ハイブリッド豊胸の失敗例についても知っておきましょう。
より自然で美しいバストアップが可能ということで、人気を博しているハイブリッド豊胸。一見メリットばかりのように見えるこのハイブリッド豊胸ですが、手術を受けることを決める前に、その失敗例についても知っておいた方が良さそうです。
ハイブリッド豊胸は、人工乳腺バッグと脂肪注入の合わせ技でよりボリュームのある自然なバストを作り上げる技法。つまり二段階の行程を経て作り上げる人工バストであるため、その手術には高い技術力が要ります。よく聞かれる失敗例の一つは、左右非対称。脂肪注入の位置が左右で少しずれてしまったり、皮膚の強度が想定と異なっていたり、非常に繊細な理由で起こりえるアクシデントです。その結果バストの形が対象でなくなったり、乳首の位置が不自然になってしまったり…という事象に繋がってしまうのです。
また、バストの容積が極端に増えることによるトラブルも後を絶ちません。具体的に挙げると、皮膚の許容量を超えたバストになってしまったため人工物と脂肪が圧迫し合い、バッグが破裂してしまった、体内で炎症を起こしてしまった、化膿してしまった、母乳が出なくなってしまった、などのトラブルが代表的なようです。その他、色素沈着やバストの違和感、しこりなどに繋がってしまうこともあるようなので、完全に安全な手術という訳ではないということを気に留めておいた方がよさそうです。
おすすめの豊胸術なのか
コンデンスリッチ豊胸は従来の脂肪注入の豊胸術よりも注入した脂肪細胞に起因する失敗が少ない方法でありおすすめの方法です。ただし、例え失敗が圧倒的に少ないものであっても失敗しないとは限らないため注意が必要です。特に医師の技量不足は失敗のリスクを高めることになります。このため失敗のリスクをさらに下げるためには経験豊富な医師に依頼することや、アフターケアの整ったクリニックを選ぶことが重要です。
コンデンスリッチ豊胸の失敗のまとめ
以上、コンデンスリッチ豊胸術の失敗例をまとめました。ご相談窓口でたびたび報告されている失敗例なので、基本的には覚えておくと失敗について押さえられるはずです。関連記事であるコンデンスリッチ豊胸の失敗例4つと後悔をブログから分析してみたも読んでみてください。
いかがでしたでしょうか?どんなに魅力的な手術といえども、やはり身体に人工物などを入れる以上失敗や危険は付きまといます。一番の解決策は、確実な腕や実績を持つ、または評判のいいところで手術を受けるということです。自分の身体を変えるという一大決心なのですから、少しでもアクシデントから遠ざかることができる方法を探し、豊胸手術に臨みたいものです。
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