大きくなった乳頭を小さくする手術
乳頭は、先天的にバストと比べてバランスが悪く大きい場合や、出産や授乳によって大きくなってしまった場合、あるいは成人になる段階で徐々に大きくなってしまった場合などに有効な方法とされています。
乳頭縮小術は、長さを短くしたり太さがあるのを細くする場合で手術方法が異なるとされています。
乳頭の長さを短くする場合には、乳頭の下の部分を切開して乳頭を潜らせる形で縫合する方法で長さを短くしていきます。
乳頭の太さを細くする手術では、乳頭の上の部分かあるいは側面を切除して縫合していきますが、細く短くしたい場合には両方の手術方法で改善していきます。
乳頭の周辺には乳腺や乳管など重要な組織が集中している部位なので、一見簡単そうに感じますが高い技術力を要する手術となります。
ダウンタイムはどの位?
では、乳頭縮小術におけるダウンタイムはどのくらいなのでしょうか。
ダウンタイムは2週間前後とされており、その間は痛みや腫れはピークだと言えるでしょう。
術後から1週間ほどで抜糸となりますが、乳頭は血流が重要な部位でもありますので抜糸の前にも複数回の通院が必要となることがあります。
加えて、抜糸を行うまでは刺激を与えないようにするためにもワイヤーの入ったブラジャーをするのは避けた方が良いでしょう。
術後から数週間から1か月ほどで内出血などはひいてきますが、腫れがひくまでは術前に比べて乳頭が大きくなった感じがして不安になることもあると思われます。
腫れがひけば乳頭のサイズも小さく戻りますので問題ないと言えるでしょう。
場合によって痛みが生じることもありますが、処方された鎮痛剤を服用すれば収まる程度の痛みであることが多いとです。
しかし、数週間たっても落ち着かない場合には場合によって雑菌が入り感染を起こし炎症が起きている可能性もありますので早めに手術を行った医療機関に受診するのが良いと言えるでしょう。

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