バストアップ・カップ数への効果
シリコンバッグ豊胸手術の切開場所は、一般的に、乳輪、わき、乳房下縁の3ヶ所です。このうち、乳房下縁（アンダーバスト）からの豊胸バッグ挿入は、切開場所が自分で見える部分のため、やや抵抗があるかもしれませんが、傷跡がブラのラインに隠れる部分であり、バストが大きい場合には隠れやすい長所があります。また、術後の痛みが少ないことや、手術後のトラブルが起きても、患部が見えやすい位置にあるので、処置しやすい長所もあります。
腫れや痛みが小さい
乳房下縁（アンダーバスト）からの豊胸バッグ挿入は、シリコンバッグを乳腺の下・大胸筋の上に挿入する「乳腺下法」という手術で用いられます。乳房の下にメスを入れてシリコンバッグを挿入するため、筋肉を傷つけずに済み、手術後の腫れや痛みが小さくて済みます。wound retractorを使うドクターはおすすめです。
また、乳腺を傷つけないので、出産後の授乳にも問題ありません。乳房下縁（アンダーバスト）からの豊胸バッグ挿入は、筋肉の上にシリコンバッグが入るため、他の方法に比べてバストが柔らかくなり、授乳後に垂れてしまった方や、元々乳房にボリュームがある方に、やわらかくてふくよかな、自然なバストを実現する効果をもたらします。
バストの触感が自然
また、挿入したバッグの特徴が、バストの触感に反映されやすい特徴もあるため、やわらかいシリコンバッグを挿入すると触感のよいバストを作ることができます。シリコンバッグにはラウンド型（丸い形）やアナトミカル型（しずくの形）等があり、適切な形状を選択すれば、バストの形状や大きさを比較的自由に調整することができます。
一方、やせ形の方や胸の小さい方に、この手術方法を適用すると、数ヶ月という時間をかけて、少しずつシリコンバッグの形が外見に出てしまい、バストを理想の形にする効果が得られない可能性があります。
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