手術方法
陥没乳頭は、乳管に何らかの変化がある場合に起きて、乳管が短縮してしまっていたり、線維化が見られると埋もれてしまう事があります。軽度の場合には、指でつまみ出すことができる状態で、しばらくすると元に戻ってしまいます。中度は、つまみ出せてもすぐに戻ってしまう状態で、重度になるとつまみ出すことも出来ないくらい埋もれている状態になります。
放置してしまったり、何度も指でつまみ出しているうちに雑菌が乳腺に入ってしまい乳腺炎などの症状が出てしまう人がいるので、できれば早期の対応を行うことが望ましくなります。
手術の際に乳管を切ってしまうと母乳が出なくなってしまうので、温存しながら行われます。乳頭が沈まないように、皮下縫合を行ったりします。クリニックによりアプローチ方法に違いがありますが、傷跡を目立たせないように乳輪にそって切開したり、乳首の根元になる部分を切ることで対応しています。
平均価格、片側15~20万円?!
保険適用による料金相場は、3割負担で片側45,000円前後です。40歳未満の人で今後赤ちゃんができて授乳予定があり、陥没乳頭が授乳の障害になるような場合に適用になります。保険が適用されない場合は、見た目を求める方にお勧めで、クリニックによって違いが出てきて、片側150,000円から200,000円程が料金相場になっています。
とても難しい手術で、不慣れな医師が行ってしまうと感染や炎症を起こしたり、陥没乳頭が再発してしまうことがあります。一度手術して再発してしまうと重症化していて修正が難しくなってしまうので、初めから適切な手術ができる医師のもとで受ける必要があります。
当相談所で陥没乳頭手術の対応ができる名医のご紹介をしておりますので、乳管を温存して手術を行いたいと考えている人はお気軽にご連絡ください。

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