モティバエルゴノミックス(Motiva)の豊胸バッグのリスクとして考えられることとは?
モティバエルゴノミックス(Motiva)の豊胸バッグは比較的新しい豊胸バッグですので全体的に症例数が少ないのと、安全性や適格性を認める基準として信頼のあるアメリカFDAの認可が得られていません。長期的な信頼性がわかるのはまだ少し先の事になりそうです。ただ丈夫な6層構造に加え、中身も流出しにくいコヒーシブシリコンでできているので破損やジェル漏れの心配が極めて低く、高い品質と安全性を確立しています。
またバッグプロテーゼに内蔵されているマイクロチップで手術経過のデータ管理や共有ができるので、いつどのような手術がなされたのかいつでも確認することが可能であることは特筆すべき点です。
思い通りのバストにならない
モティバエルゴノミックス(Motiva)の豊胸バッグは他の豊胸手術と同様、患者の思い通りのバストにならないというトラブルがつきものです。左右差ができてしまったり、挿入したバッグの凹凸が表面に現れるリップリング、バストの形が不自然といった場合には修正が必要となり、費用もかかります。手術前に綿密なシミュレーションを行っておくことが大切です。
カプセル拘縮
深刻なリスクの代表的なものは、術後しばらく経ってから起こるカプセル拘縮です。体内で強い異物反応が起こることで胸が硬くなったりバッグが変形して見た目にわかってしまうという症状で、両胸、または片方だけにあらわれる場合があります。また拒絶反応による炎症が長引くとカルシウム沈着による石灰化も起こります。モティバエルゴノミックス(Motiva)の豊胸バッグは従来品よりカプセル拘縮が起きにくいとされていますが、全く起きないという訳でもありませんので、拘縮が出たら抜去手術を行うことになります。
術後の腫れや痛み、むくみ
術後の腫れや痛み、むくみなどの症状は個人差がありますが、トラブルを防ぐためにも不安な点や異変を感じたら我慢せずにすぐに手術を行ったクリニックに相談するようにしてください。
安心・安全に手術を受けていただくために、当相談所では名医のご紹介をしておりますのでお気軽にご連絡ください。
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